「教室と授業を語る―授業を教室の外(保護者・同僚・管理職)へひらく」 と 『日本の中絶』
北の国は涼しいですよ。快適。外にはコスモスも咲いています。だけど、どっと疲れが出てきます。疲れを取り切りたいです。
さて、今日はインタビュー③原稿を仕上げて、そして発信。ふー。ここのところ、来月、対談企画の相談とか、今日も、新しい企画の相談。それぞれ、手間のかかりそう。仕事だから手間がかかるのは当たり前だし、楽しようなどと思ったりしたら絶対だめだと自分に言い聞かせる。だけど、いっぱい勉強しなくっちゃいけない課題が増える。しかし、実際の仕事はそんなにすすんでいるわけではない…。
今日は、教科研大会の2日目。できるだけ、聞くようにします。だけど、齢をとると、夜眠れないから、昼間眠たくなる。一日の研究集会はちょっとつらいお年頃。広島は大丈夫かなあ。
分科会は18。「教室と授業を語る―授業を教室の外(保護者・同僚・管理職)へひらく」。まずは大日方さんの学級通信の調査の報告。これは、おもしろい。ちゃんと、彼の調査報告論文読みたいと思った! ここに結構、問題を考えていくヒントもありそう。西田さんの報告は、一度聞いた話が半分。今年の話は初めて聞く。ほんとうに圧倒される。個人のとりくみから、学年づくり、学校づくりへと発展する。これは西田さんだからできるのか? そういう面ももちろんあるけど、学級通信というか、学級通信のような教育とりくみだからこそ発展しているという面もあるというか、そこにもヒントはありそう。3つめは、石垣さんの校内研。これもそうだんだよなあ。そこで注目していくこと、意識されていることということが、根底ではつながっている。授業や教室の子ども観ということにこめられていることということはとても考えさせられる。
だけど、そのことに向かっていくことと、現実に教育現場を支配している苦しさとは、どうつなげることができるのか。どうすればそこへの一歩が踏み出せるのか。現場の苦しさは、新しい段階に至っているとも言われる。なにがそこに至らせたのか。8~90年代ごろからはじまった新自由主義は、2000年代に加速したが、そこからもさらに段階があがっている。それは、どこからで、どのような特質があるというのか? 示されたヒントと、その苦しさをつなぐヒントをもっともっと見つめていかないとと思ったり。
夜には、塚原久美さんの『日本の中絶』の学習会。ちくまから新書として発売された。お仕事でもお世話になった方で、この人の議論からは学ぶことは圧倒的に多い。この本、読まなくっちゃなあ! ものすごく勉強になりそうだ!
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