東電の旧役員に対する株主代表訴訟 と 「ジェンダー・ギャップ報告」
雨は降ったり止んだり。天候が安定しないからか? 気温も上下動が激しく、体が思った以上に体は疲れている。選挙から引き続き、緊張の日は続く。昨日の相談の影響か、超有名人が登場する仕事の夢を見た。何とか仕事にのみ込まれないようにしないと、ちょっと(苦笑)。
今日は、午前中から、いつも仕事でお世話になっている人と、電話であれこれ。選挙の感想など。だいたい同じだなあ。いろいろ、補強されて、いっそういろいろ考える。ここは、がんばりどころと思わないとなあ。気持ちの疲れといろいろいったり来たり。
続いて、やってきた原稿に目を通し、提稿作業。ここから二、三カ月は、もっとも厳しくなるのははっきりしているだけに。
さらに続いて、来月用の映像資料を視聴、資料読みにと続く……。
今日は、大きな判決があった。東電の旧役員に対する株主代表訴訟の一審判決だ。何と13兆円を超える賠償を命じる判決。この判決が、重要なのは、事業者の責任を確認したうえで、事故は長期評価に基づき予見でき、水密化対策についても東電は知見があり発想可能性があったと旧役員の任務懈怠、つまり過失をはっきりさせていること。ボクらから見れば、ずっと言い続けてきたことで、当然と言えば当然のものだけど、あの最高裁の国の責任を免罪する酷い判決の内容と比較して、非常に評価できるものになっていて、勇気がわく。こうした、判決が今後も続けば、あの酷い判決を必ずひっくり返すことができるはずだ。そういう展望も見えてくる。
もう一つ、世界経済フォーラムが2022年版の「ジェンダー・ギャップ報告」を発表。日本は調査対象の146カ国中116位。G7でも、「東アジア太平洋地域」19カ国でも、いずれでも最下位だ。とくに政治では139位、経済でも121位。昨年は120位だったけど、調査対象が10カ国ほど減っているそうだし……。
学術会議が非正規研究者の雇い止め問題について声明を出した。「有期雇用研究者・大学教員等のいわゆる「雇止め」問題の解決を目指して
10年での無期転換権が生じるのを前に、雇い止めという、法律の趣旨に反するようなことを理研や東北大学、大阪大学をはじめとした国立大学ですすめられようとしている。たんに権利ということにとどまらない、日本の学術研究の未来がかかる問題。学術会議だ出すということは重みがある。
ここのところ、おかずの作り置きでがんばる。
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