「ヒトラーVSチャップリン 終わりなき闘い」
朝から、雨。いよいよ梅雨だなあ。あまり好きではない季節。
今日は、午後にインタビュー②収録。会場は貸会議室。1時間800円。駅近のワンルーム。なかなか便利。
その後は、インタビュー①の原稿完成に向けた作業。もうちょいね。
仕事を終えて、家に帰る途中、職場の近くの駅は混み混み。うーん、ブラジルには力負けかなあ。
夜、「映像の世紀バタフライエフェクト」は、「ヒトラーVSチャップリン 終わりなき闘い」
わずか4日違いで生まれたチャップリンとヒトラーは、長きにわたって壮絶な闘いを繰り広げた。しかし、ふたりには多くの共通点があった。小柄でチョビひげ、そして映像を駆使して大衆を熱狂させるプロパガンダ術。チャップリンは民主主義を、ヒトラーはファシズムを訴えた。チャップリンは後にこう語っている。「ひとつ間違えば、私たちは逆になっていたかもしれない」。独裁者と喜劇王、因縁のふたりの終わりなき闘いの物語である。
このシリーズはどうなんだろうね。いろいろ知ってきたものの集大成のようなもの? チャップリンとヒトラーはたしかに、総力戦に突入した時代に、人々を動員する技術と文化がつくられていくその主役として登場する時代の申し子だなあ。ヒトラーは、独裁に向かい、チャップリンは、平和と民主主義の扇動者となっていく。当時の、対決軸は単純。それがいまの時代に何を問いかけることになっていくのか。時代がさまざまな形でいまをつくりあげている。その到達が問いかけることは、かつてとは違いだろう。翻弄された時代の申し子たちは、その中身も含め、いろいろなことを問いかけている気がするのだけどね。
« 「迷える女性たちの家」 | トップページ | 『日本の教育、どうしてこうなった?』 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- プーチンとゼレンスキー ロシアとウクライナの100年(2023.11.23)
- 「チェーサーが終わる日 -在日コリアン 世代を越える葛藤-」(2023.11.18)
- 「個人的な大江健三郎」(2023.11.12)
- 「緑豆の花」 再論(2023.10.22)
- 「砂漠の英雄と百年の悲劇」(2023.10.17)
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 「シモーヌ フランスに最も愛された政治家」(2023.08.05)
- 「教育に穴があく(教職員未配置)」実態調査結果(5月)について(2023.07.24)
- あの少女の隣に(2023.07.15)
- 「フェンス」(2023.03.20)
- 石垣に陸自駐屯地開設 「緊張高める」懸念強く 南西防衛 大きな節目(2023.03.16)
「日記」カテゴリの記事
- 「新しい資本主義」論と経済安保体制の危険性――岐路に立つ世界・日本・地域(2023.12.02)
- 生活保護費引き下げで国に賠償命令 名古屋高裁 全国初(2023.11.30)
- 屋久島沖「オスプレイが墜落した」118番通報 アメリカ軍所属8人搭乗(2023.11.29)
- (ひと)堀由貴子さん 岩波書店「世界」を四半世紀ぶりにリニューアルする編集長(2023.11.28)
- 4日前の記事――国の責任、二審も認めず=原発避難訴訟―名古屋高裁(2023.11.26)
「平和」カテゴリの記事
- 屋久島沖「オスプレイが墜落した」118番通報 アメリカ軍所属8人搭乗(2023.11.29)
- (ひと)堀由貴子さん 岩波書店「世界」を四半世紀ぶりにリニューアルする編集長(2023.11.28)
- プーチンとゼレンスキー ロシアとウクライナの100年(2023.11.23)
- 内閣支持率25% 政権復帰後最低 不支持率は最高 朝日世論調査(2023.11.20)
- ガザ市シファ病院は「死の地帯、絶望的」…WHOチームが1時間の視察(2023.11.19)
「政治」カテゴリの記事
- 「新しい資本主義」論と経済安保体制の危険性――岐路に立つ世界・日本・地域(2023.12.02)
- 生活保護費引き下げで国に賠償命令 名古屋高裁 全国初(2023.11.30)
- 屋久島沖「オスプレイが墜落した」118番通報 アメリカ軍所属8人搭乗(2023.11.29)
- (ひと)堀由貴子さん 岩波書店「世界」を四半世紀ぶりにリニューアルする編集長(2023.11.28)
- 4日前の記事――国の責任、二審も認めず=原発避難訴訟―名古屋高裁(2023.11.26)
「歴史」カテゴリの記事
- 「謎」多い飛鳥岡本宮の塀か 35メートルに及ぶ柱穴の列を確認(2023.11.22)
- 「チェーサーが終わる日 -在日コリアン 世代を越える葛藤-」(2023.11.18)
- とても満足した時間(2023.11.06)
- 前衛12月号ができました(2023.11.02)
- 辺野古代執行訴訟始まる 高裁那覇支部で口頭弁論 玉城知事が意見陳述(2023.10.30)
コメント