生活困難層の教育社会学
今日も暑い日。ベランダの植物も苦しそう。
今日は、たまった実務と処理して、それからシンポジウム①の起こし作業。時間がかかる。そこに、別の頼まれ仕事も重なって、ちょっと大変です。やや、頭のなかが混乱中。忙しいのに、家に帰ったら、家事が全部残っているし……。トホホ。
さて、夜は、子どもの貧困研究のフロンティア定例学術研究会を視聴。生活困難層の教育社会学。山田さんや松田さん、小澤さんらの調査研究の本にもとづいたもの。
買ったけど、まだ読んでいない。ある団地の低所得者層の生活と子育てをめぐる30年にわたる調査をまとめたもの。調査対象の経済的状態の変化・移動はどうなっているのか。そのなかでの教育戦略はどういうものかなどを明らかにする。学歴による教育戦略、早い自立戦略というこれまでの戦略に、この間注目されるのが「手に職・資格戦略」。これは、産業構造の変容の中で、福祉職が増えていることと対応しているようにも見える。それ以外の「手に職・資格」という例はすくないようにも見える。総じて、不安定な生活実態のなかで、なかなか生々しい選択というものも浮き彫りになる感じ。移動しながら、スマホで聴いていたので、十分聞けなかったけど、刺激と、何よりもきちんと読まなきゃということは、強く心に刻む。ダメですねえ。がんばらないと。
しっかりしろ!
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