『ウィシュマさん死亡事件と入管法から考える日本における外国人排除問題 現状とその歴史』
印刷工場籠城明け。朝から、来月シンポジウム①の起こし作業をはじめる。昨日は、籠城から早めに離脱して、その作業の打ち合わせもして。結構な分量だから、時間がかかりそう。なかなかゆっくりできませんね。選挙も、がんばらなければいけないしね。
そうそう、昨日は、エデュカスで、相方の本を2冊販売。ひさしぶりに行ったけど、日テレ跡が変わっていておどろいた。そのことを言ったら、もうずいぶん前だよって言われたけど、調べてみると、今の公園がオープンしたのは去年だぞ!!
しかしまあ、昨日も、今日も、ほんとうに暑い日が続く。ちょっと、体の調子が……。
今日は、夜、京大の岡さんたちの科研と、学生さんたちの実行委員会でおこなった「シリーズ 《共生の未来》第3弾 指宿昭一弁護士講演会『ウィシュマさん死亡事件と入管法から考える日本における外国人排除問題 現状とその歴史』に」を聞く。
指宿さんの話はわかりやすく、ストレートで胸に迫る。歴史をふり返って、戦前の植民地支配からその根源を説明する。ところで朝鮮半島での治安維持法体制についてはこの間、雑誌でも企画をしたけど、台湾のであったことを駒込さんが少し書かれていることははじめて知ったなあ。話を指宿さんにもどして、外国人の命や人権について、どうでもよくただ管理(国外退去)の対象としていることは、最高裁の判例でも追認されている話など、何度学んでも、なんていう国なんだろうと思う。ウイシュマさんの事件の経緯はほんとに何度聞いても、いたたまれないし、許せないと思う。問われているのは、そうした事態に従属しないこと、抗うこと。出る杭は打たれるが、出すぎる杭は打たれない、そういう勇気だと。
若い人が、強い関心をもって、企画にもかかわっていることは頼もしいなあ。
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