「いま考える平和と生存ー参議院選挙を前にして」と「夢見た国で〜技能実習生が見たニッポン〜」
日曜日だから、掃除しないと。お部屋とお風呂の掃除。洗濯機2回。
日曜日というのに、映画に行ったり、研究会に出かけたり、飲みに行ったりなどは一切ない生活だな。修行僧のような生活。コツコツと地味な仕事だあ。午前中から、インタビュー②の原稿づくり。明日には仕上げにもっていって、明後日には仕上げたいなあという希望。
同時進行で、映像データを聞く。非正規研究者の雇止め。ほんとうに、もののように使っている。かつて以上にひどくなっている感じもする。10年解雇のシステムになって、ほんとうに簡単に捨て去ろうとしている。怒りに満ちた激しいたたかいになっている。
BSTBSのドキュメンタリーを見る。『食堂おかえり ~無料弁当から始まる物語~』。「午後9時になると、店主の上野敏子さんが作った30個の無料弁当が並びます」、そんな物語。ボロボロになる人が広がるなかで、何とかしたいと取り組む人はたくさんいる。それを力にしていかないと。
午後には同時進行で、憲法ネット103主催シンポジウム「いま考える平和と生存ー参議院選挙を前にして」を聞く。冷静に考えれば、どう平和の仕組みを構築するのかしかないのに。力対力では、どうにもならないということはあきらかなのに。そして、対ロシアの問題なのに、なぜ、対中国で、これだけの大軍拡、攻撃的なことが議論されるのかというところには明らかに飛躍があるということも。
睡眠の悪さは解決しているわけではないから、眠いっすよね。
夕方からは団地の連絡会議。事務局にIさんは、かつて、となりの学童の人で、ボクの前の連協の事務局長だった。ある団地から来ていたはHさんは、ボクの子どもが通っていた学童でいっしょだった人。それぞれ20年ぶりぐらいで会って、お互いに年をとったなあという会合だった。
そして買い物。
夜は、Nスぺ。「夢見た国で〜技能実習生が見たニッポン〜」
3年半にわたり取材してきたベトナム人技能実習生たちが、コロナ禍の日本で次々に姿を消した。何が起きているのか?SNSコミュニティ“ボドイ(兵士)”では、実習生たちが闇金融や犯罪組織にからめ捕られていた。さらにビザに関する国の特例措置で無保険になる人が続出。借金を抱え、命の瀬戸際に追い詰められる人も。憧れを抱きやってきた「夢の国」の過酷な現実。それは、日本の未来に何をもたらすのか。調査ルポから迫る。
番組で使われていた映像は、そのほとんどは、以前、2度ほど放映されていた番組の使いまわしなのが、ちょっと残念だったけど、この実習生の問題は、その後も大きく改善したとは言えない。闇の世界の拡大や、とても困難に置かれている人の増大は、そのまま続いていることは推測される。ボクの住んでいる街にも、外国人は多い。留学生たちが集団で住む学校もある。休みの日には、土手や、公園で、たくさんの外国人が集まっていろいろ話し合ったり、なごんだりしている。ほんとうにどのように生活しているのか。どのようなことを感じているのか、いちど聞いてみたい気がする。いまの日本の現状は、ほんとうに申し訳ない気がする。
一方で、でも、日本の若者も、高齢者も、ここまでするのかという扱いをされている。生活できない年金をさらに切り捨てる。そしてボロボロに働かされる。さっきの、非正規研究員の話もそうだけど、「この国は終わっていないか」と言いたくなるほどだ。この怒りを、きちんと、組織された形にできるだろうか。そこに、未来がかかっているのだろうけど。
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