「アベノミクス批判するのか」安倍氏怒りの電話 許せなかった言葉
昨日は、午前中は国会中継を見たり。チーム甘利についての追及は、ほんとうに、怒りをもってうけとめないといけない。国会でつくられたばかりの法律が、実は、少数の人間が、一部の人たちの利益のためにあるということ。大学は、自治や自由を奪われて、軍事研究と財界に奉仕するためのものに政治主導ですすめられようとしている、と!!
午後は会議とかいろいろある。その昨日と今日は、そうした時間の合間をぬって、インタビュー①原稿づくりをすすめる。また、新しい課題だからねえ。
新聞でも、テレビでも、さかんに、安倍さんたちと財政再建派との対立を描く。
「アベノミクス批判するのか」安倍氏怒りの電話 許せなかった言葉(朝日新聞)
歴代最長を記録した安倍晋三政権の遺産にどう向き合うか。時代の要請ともいえる議論で、自民党内の路線対立が表面化した。経済政策「アベノミクス」をめぐり大立ち回りを演じたのは、ほかならぬ安倍氏である。5月19日、自民の財政再建派を中心とする財政健全化推進本部の会合後、安倍氏(67)は、自らの派閥に属する越智隆雄・元内閣府副大臣(58)の電話を鳴らした。「君はアベノミクスを批判するのか?」。声は怒気をはらんでいた。……
もちろん、ここには、財政政策のゆきづまり、自民党政治の行き詰まりがあらわれているのだけど、だけど、そのいずれもが、社会保障や教育をきりすてていること、軍事費を聖域化しようとしていることは不問にする。財界やアメリカの利益の代弁という枠組みのなかでの争いにすぎないことを、なぜ追及しないのか。00年代の後半の事態とほんとうによく似ているのだけどなあ。そこにあるのは、袋小路でしかない。そういうことが、なかなかマスメディアのうえでは議論にならないのが、悔しいところ。その分、がんばらなきゃね。明日はビラをまくぞ!!
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