政府 全世代型社会保障の実現へ 育児休業など中間整理まとめる
打ち込んだものが消えてしまった!
今日は、忘れていた団地への提出物があったので、そこからスタート。その後に、出勤。会議の準備と、提稿3本。時間のかかる表作業もあって、それで終わる。お断りメールが続き、ちょっとしょげる日でもある。なかなかうまくいかないし、安定的に仕事がすすむわけではない。知恵切れ状態は結構、激しいから。
今日のニュースはこれが気になる。
政府 全世代型社会保障の実現へ 育児休業など中間整理まとめる(NHKニュース)
すべての世代が公平に支え合う全世代型社会保障の実現に向け、政府は、育児休業を取得する日数の男女の差を縮小することや、フリーランスの人なども含め幅広い社会保険の適用の在り方を検討するなどとした中間整理をまとめました。「全世代型社会保障構築会議」がまとめた中間整理によりますと、男性も女性も希望どおり働ける社会にするため、育児休業を取得する日数の男女の差を縮小することや、非正規労働者が希望に応じて育児休業を取得できるよう取り組むことが必要だとしています。
また「勤労者皆保険」の実現に向け、厚生年金に加入する企業規模の要件の撤廃も含めた見直しやフリーランスの人なども含め幅広い社会保険の適用の在り方を検討するとしています。……
これが、中間整理なるもの。
「全世代」をうたうが、子育て世代や、現役世代に焦点をあてている。もちろん、社会保障がこの間ボロボロになっていることを反映したものでもあるのだろう。そもそも、企業内の福利厚生に頼った、企業社会による社会保障の代替路線が破綻した結果、生じていることであるのだろうけど。では、これで、みんなの社会保障が充実するのか。ことさら「給付と負担のバランスを確保」を強調し、「給付は高齢者中心、負担は現役世代中心となっている」と強調する。だけど、若者の自立のための政策は?とチャチャもいれたくなるが、そもそも、高齢者の生活保障は、これまでも十分だったのだろうか。貧困が拡大しているのはこの層である。圧倒的な高齢者の不安定がそこにある。お金がないから、しかたがない。これしかないのだと、あきらめを強要し、そこにいっそう自己責任を持ち込もうとする。ここの不安定や、不安感が、この社会の大きなゆがみと矛盾の要因になっていないだろうか。それは象徴的なこと。つまり、人の命や生活を支える社会保障が構想されていないということ。にもかかわらず、大きな変革の歩みがはじまっていかないことが、閉塞感をつくりだしてはいないのか。ほんとうに、その変革の道筋を語れているんだろうか。
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