最後の原稿がやってきた
やっと、最後の原稿がやってきた。うーん、執筆者というのは、2種類しかない。〆切の約束を守る人と、嘘をつく人と(笑)。でも、いい、執筆者というのは、おもしろい原稿を書く人で、〆切を破る嘘つきでも、おもしろい原稿を書く人がいる。もちろん、約束を守る人でもおもしろい原稿を書く人もいる。だから、難しいのですよね、この仕事。初めての人とか、付き合いの薄い人とか、いろいろなケースがありますから、本当に原稿が来るのかどうか、かなり心配をせざるを得ない局面もあったりするので、精神的に疲れます。今日も疲れた。だけど、なんとか、難局をこえたという感じ。今月は、図表が多い原稿もあり、割付作業もちょっとたいへん。その意味でも、疲れた。
昨日は、原稿を待ちながら落ち着かないなかで、いろいろオンラインで取材。その一つが、全進研の春のセミナー。「今日の学校教育におけるジェンダー平等/「男女共学」のあり方について」。ほかにも、平和学会とか、憲法ネット103とかがあって、結構、大事な取材があったのだけど、結局、全進研を中心に聞く。それなりにおもしろかったけど。ジェンダー平等ということを切り口にするのであれば、これだけ、女性差別が存在している社会のなかでも、高校教育のあり方、そのなかでの入試や共学のあり方みたいな切り口で、もう少し深めてほしかったという感じはある。やはり、議論が男目線。そのことを前提にしつつ、現実には、この問題には、いまの高校のありよう、入試のありよう、評価のありようなども含め、いろいろな問題が流れ込んでいることがよくわかった。それだけに、高校教育の原理的な問題などについても考えたい感じがした。正直言って、高校教育のあり方についての関心の薄れみたいなものが、議論の進め方を難しくしている感じもする。うん。
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