最後の原稿がやってきた
やっと、最後の原稿がやってきた。うーん、執筆者というのは、2種類しかない。〆切の約束を守る人と、嘘をつく人と(笑)。でも、いい、執筆者というのは、おもしろい原稿を書く人で、〆切を破る嘘つきでも、おもしろい原稿を書く人がいる。もちろん、約束を守る人でもおもしろい原稿を書く人もいる。だから、難しいのですよね、この仕事。初めての人とか、付き合いの薄い人とか、いろいろなケースがありますから、本当に原稿が来るのかどうか、かなり心配をせざるを得ない局面もあったりするので、精神的に疲れます。今日も疲れた。だけど、なんとか、難局をこえたという感じ。今月は、図表が多い原稿もあり、割付作業もちょっとたいへん。その意味でも、疲れた。
昨日は、原稿を待ちながら落ち着かないなかで、いろいろオンラインで取材。その一つが、全進研の春のセミナー。「今日の学校教育におけるジェンダー平等/「男女共学」のあり方について」。ほかにも、平和学会とか、憲法ネット103とかがあって、結構、大事な取材があったのだけど、結局、全進研を中心に聞く。それなりにおもしろかったけど。ジェンダー平等ということを切り口にするのであれば、これだけ、女性差別が存在している社会のなかでも、高校教育のあり方、そのなかでの入試や共学のあり方みたいな切り口で、もう少し深めてほしかったという感じはある。やはり、議論が男目線。そのことを前提にしつつ、現実には、この問題には、いまの高校のありよう、入試のありよう、評価のありようなども含め、いろいろな問題が流れ込んでいることがよくわかった。それだけに、高校教育の原理的な問題などについても考えたい感じがした。正直言って、高校教育のあり方についての関心の薄れみたいなものが、議論の進め方を難しくしている感じもする。うん。
« 自民の憲法公約案が判明 「早期の改正を実現」 | トップページ | 中国との対決姿勢鮮明 軍事、経済で存在感誇示 日米首脳会談 »
「日記」カテゴリの記事
- 23年度予算が成立 過去最大114兆円―岸田首相「物価高、切れ目なく対応」(2023.03.28)
- 現場へ!)どうなる寄宿舎:1 支援学校、自立の場に危機(2023.03.27)
- 国際法の視点から植民地支配責任を考える――「徴用工」問題に私たちはどう向き合うのか(2023.03.26)
- 生活保護支給額引き下げを取り消す判決 和歌山地裁(2023.03.24)
- 『児童福祉の戦後史 孤児院から児童養護施設へ』(2023.03.23)
「教育」カテゴリの記事
- 現場へ!)どうなる寄宿舎:1 支援学校、自立の場に危機(2023.03.27)
- 『児童福祉の戦後史 孤児院から児童養護施設へ』(2023.03.23)
- 長時間過密労働解消のたしかな道すじPart3-今こそ、給特法の改正と教職員の大幅増員を(2023.03.21)
- 全教「教職員勤務実態調査2022」最終報告の記者発表を文科省記者クラブで実施(2023.03.15)
- 児童生徒の自殺、過去最多の514人 学業不振や進路に悩み(2023.03.14)
「政治」カテゴリの記事
- 23年度予算が成立 過去最大114兆円―岸田首相「物価高、切れ目なく対応」(2023.03.28)
- 現場へ!)どうなる寄宿舎:1 支援学校、自立の場に危機(2023.03.27)
- 国際法の視点から植民地支配責任を考える――「徴用工」問題に私たちはどう向き合うのか(2023.03.26)
- 生活保護支給額引き下げを取り消す判決 和歌山地裁(2023.03.24)
- 『児童福祉の戦後史 孤児院から児童養護施設へ』(2023.03.23)
「若者」カテゴリの記事
- 全教「教職員勤務実態調査2022」最終報告の記者発表を文科省記者クラブで実施(2023.03.15)
- 児童生徒の自殺、過去最多の514人 学業不振や進路に悩み(2023.03.14)
- いろいろ教えられることが多い(2023.02.16)
- 若い人たちのあいだに広がる戦争への不安について(2023.02.01)
- 都立大学の授業料 無償化の対象 拡充方針固める 東京都(2023.01.27)
« 自民の憲法公約案が判明 「早期の改正を実現」 | トップページ | 中国との対決姿勢鮮明 軍事、経済で存在感誇示 日米首脳会談 »
コメント