『教科書と「慰安婦」問題 子どもたちに歴史の事実を教え続ける』をふたたび
今日は、とにかく資料読みと心に決めて過ごす。一つのテーマでいろいろ読み、資料を探す。途中、もう一つのテーマで、相談のやりとり。その方向性も決めていく。まだ、前に進んだわけではないが、その準備作業。いろいろ苦労はあるのです、一つのものをつくるのは。
ちょっと、思うことがあり、平井さんの、『教科書と「慰安婦」問題 子どもたちに歴史の事実を教え続ける』をふたたび、しっかり読む。
戦後教科書の歴史をたどりながら、教科書への攻撃と現在どこまできたのかを明らかにする。現場感覚で、教科書への攻撃を見る視点が具体的。それが自身にかけられた攻撃と重なり、政治による不当な支配の実態をうきぼりにする。こどもとの関係を考えるうえでも、教科書の記述を植民地主義、そして「慰安婦」授業との関連で考えるのは、ほんとうに、教育の自由の持つ意味の大きさと、その政治介入の問題性をあざやかにうきぼりにする。攻撃はここまできているということにしっかり自覚的でありたい。と、同時に、教育を教育たることがどれだけ、子どもたちにとって大切なのかも考えたい。そのせめぎ合いと葛藤の歴史からも、いま、自分たちがどうあるべきかも考えたいと思った。あらためて。
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