『ポルノ被害の声を聞く デジタル性暴力と#MeToo』「性売買・性暴力と国家・地域・個人」
ここ数日、電車が何らかのトラブルで遅れる出勤。いろいろ気になるねえ。
いよいよ工場籠城が近づいてきた山場。今月はそれでも担当が少ないので、その先のインタビュー②の設定とか、あとは毎月の実務とか。
はっぷすの『ポルノ被害の声を聞く デジタル性暴力と#MeToo』がとどいたので、読み始める。AV新法にかかわって、いろいろな意見が対立している。そのときに、被害者の声を聞きたいと思いながら、パラパラとページをめくる。いろいろ難しいけど。
『歴評』の6月号は、昨年の歴科協大会の報告集。2日目の「性売買・性暴力と国家・地域・個人」に関心があり、読み始める。小野沢さんがコメントをしているけれど、問題を構造からとらえることの大事さを考える。もちろん、「主体」ということは大事だけど、この言葉は、尊厳とか自己決定とかと同じで、ともすれば、自己責任に流れる面もある。これは、性売買・性暴力の問題にかかわらず、戦後補償の問題などをみているといろいろと共通する動向。 主体と構造の相互を行きかうことが大事だろうなあ。そんなアカデミアの問題意識を、現実の社会の問題に結びつけるのが、ボクラのような論壇誌の役割でもあるのだろうけど、あんまり今は流行らない感じだなあ。ボクのまわりでも、あまり、そういう論理や哲学には関心を持ってもらえない感じがする。運動は運動に流れるというか、ただ世論に流れるというか、どう言っても誤解をうけそうだな(苦笑)。
いろいろ読まなきゃいけないものが山積み。いろいろこなせていないなあ。
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