「バラカンが見たアイヌ新世代」
出勤の電車は混んでいる。とくに中央・総武線は、大学が多いから、学生さんが目立つ。今年は対面授業も多くなっている感じがするなあ。でも、感染の拡大が心配だけど。
今日は、インタビュー②の仕上げまで一気にすすめる。まあ、形にはなったぞ。明日の午前中には発信したいなあ。
話題の自衛隊活用論。いろいろ考えるところはある。個別的自衛権ということがいまポイントなのか? 活用論では、とりわけ安保条約廃棄以前で、自衛隊をどう考えるか?などは個人的には深めたい論点。共同による政権をつくる限り、いろいろな問題は生じる、そのなかで「活用」とはどういう位置づけ、理解なのか? この矛盾をどういう方向で打開していくのか――そもそも、本来の九条の、武力の不保持、交戦権の否定を前提とした外交をどう共有していくのか、その太い線をどう前面に打ち出していくのか?
さて、昨日は、NHK「バラカンが見たアイヌ新世代」を見る。
ピーター・バラカンが日本各地を旅しながら、地域を支える人々と対話する海外向け番組の日本語版。北海道で伝統文化の復興に取り組む先住民族・アイヌの若者たちにフォーカスする。アイヌ文化を紹介する初の国立施設・ウポポイを拠点に、失われた民具を復元した博物館のスタッフや、新たなスタイルで伝統舞踊や歌を上演するパフォーマーたちに出会う。また、アイヌ語で発信するユーチューバーの里帰りに同行し、将来を模索する姿を追う。長きにわたる差別や偏見を乗り越え、みずからのルーツに向き合う若者たちとの対話から、未来につながる普遍的なメッセージを探る。
番組そのものは、2021年12月、海外向けに英語で放送された番組を日本語版にしたものだそう。以前、アイヌ新法にかかわって、議論したとき、ボクはアイヌのルネサンスがはじまっていることを強調したけど、そうした若い人のアイヌ復興のとりくみが紹介されていた。もちろん、遺骨の問題は、土地や漁の問題など、いまだ残る差別の問題、なかなか解決に向かわない問題は、さけられていて、文化や言語という狭い問題に解消されてしまっていて、政府の政策には批判的な視点は見えてこないのだけど……。
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