「ウクライナ侵略戦争と憲法9条 」
今日も、朝は、しっかりとは起きれず。ダラダラと起き上がって、それから、掃除をはじめる。
今日の新聞には、相方の本が2冊のっている。紹介記事と、広告と。がんばっているなあ。
午前中は、資料読み。午後は、仕事でお出かけ。今日の午後からの予定は家から50分ほどの近場だったから、仕方がなく引き受けたが、家から1時間半かかるか場所に突然変更されてしまった😵💧
なかなかついてない日。あるところからSOSが入って、お届け物を。
昨日の報道特集では、「インクルーシブ教育」が取り上げられていた。障害ある子どもが、健常の子どもといっしょに学ぶことの意義や、その力を否定しない。だから、そのことを扱うことも否定するものではない。ただ、番組は、その意義や力の紹介にとどまっている。なぜ、インクルーシブ教育がすすまないのか、その原因である、通常学級の問題には踏み込まない。学習指導要領のしばり、競争と評価、なかなか一言では描けないにしても。理解が深まれば、教室は排除的なものでなくなるというものではない。と同時に、多様な教育機会ということで強調されている、特別支援教育の現場はいまどうなっているのか。就労に傾斜する教育だとか、寄宿舎がつぶされるとか、大規模化がすすんでいるとか、ほんとうに多様な教育機会の保障になっているのかということも当然問うべきだ。なかなか、深みがある議論が広がらないなあとは思うのだけれども。
午後に、愛敬さんの講演を聞いた。タイトルは「ウクライナ侵略戦争と憲法9条 」。世界の動きの複雑さをよく見ると言うのは賛成。問題は、それをどのようにつかんで、語るかだなあ。21世紀に入っておこってきたさまざまな出来事を視野にいれつつ、軸に、国連憲章の「武力不行使原則」(2条4項)に関する法的議論を堅持すること、それはどうだと思う。おもしろかったのは、改憲の動向を考えていくうえでの、グローバル格差社会とポスト・デモクラシーのくだり。日本における新自由主義の展開と、その後の自民党自身の軌道修正としての安倍政権ということからくる難しさだとか、政権交代を掲げることとは違う野党論、かなり刺激的だけ、U先生の野党論との共通性と、また違いもあって、それはそれで、考えさせられる。9条を擁護する意味について、あらためて自衛隊違憲論がどんな役割をはたしているのかを軸に語ることもまた、時勢が時勢だけに、考えさせられることが多かった。
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