「やまと尼寺精進日記 ひとり生きる豊穣(ほうじょう)」
今日もインタビュー②の起こし・原稿づくりが中心。インタビュー③の内容相談をしたり、来月の発注などもするわけだけど、なかなかすすまないのが現状。ちょっと、行き詰まり感。自分では、全力をつくして仕事をしているつもりだけど、その言葉が通じているのかというのは、いつもの迷いだけど、いろいろ限界を感じたり、仕事のあり方に悩んでいることも半面。もう一方で、いろいろ手をがんばっても、読んでもらうまでにはかなりの難しさがあることも感じる。
事実にもとづかない意見や、認識の誤りのある議論が最近多い感じもする。問題をいろいろ考えていくのに、いろいろな難しさがあり、多面的に考えていくしかないとは思うけど、事実の誤った認識からはなかなか前にすすまないなあ。
このニュースを聞きながら、くり返し、言い続けるしかないと思うのだけど。どう言い続けるのかと、雑誌的には難しい。
「地方自治を無視」「地域振興の実現求める」 辺野古設計変更不承認の取り消しに市民は(琉球新報)
名護市辺野古の新基地建設を巡り、沖縄防衛局による設計変更承認申請を不承認とした県の処分を、国土交通相が取り消した8日、新基地建設に反対する市民は「地方自治を無視している」などと反発した。基地建設を巡る県と国の長引く攻防に、地元住民からは「見守るしかない」と受け止める声もあった。……
茶番であり、なりすましであり、地方自治の否定。こんな理不尽を、県民は「やっぱり、納得いかない」という気持ちは、あるのだと思う。たたかいが長引き、経済的な沖縄いじめがつづくなかで、いろいろなことがあるにしてもだ。そういうなかで、いろいろ局面が生まれるとき、何を語るべきか。長く仕事をやっていると、それだからこそわかることもあるが、だからこそ、悩むこと、限界を感じることもある。
今日のNスぺは
「やまと尼寺精進日記 ひとり生きる豊穣(ほうじょう)」
奈良・桜井。険しい山道を40分登らないとたどり着けない寺に暮らすご住職の後藤密榮さん。その日々を、NHKでは2016年から取材してきた。巡る季節を慈しみ、精進料理に丁寧に手をかける生活に、新型コロナが重なった。大きな行事は中止、遠方からの参拝客も減る中で、ご住職はどうしているのか。訪ねてみると、知恵と工夫で月々の観音縁日を絶やさず、里の人たちと季節の喜びを堪能する、慎ましくも豊かな日常があった。
実は、もう数年前に亡くなったボクの母親の実家に比較的近いところが舞台。実家も山のなかの農家。小学校のころまでは年に何度も行っていた。その実家から多武峰のほうに登って行って、道が別れたところがこの舞台だ。3キロもなく、車だと10分もかからない。風景も、その文化も懐かしくって、「やまと尼寺精進日記」はよく見ていた。この番組を見ていると、料理をつくりたくなる。それがNスぺになった! 奈良の風景や空気はやっぱり好きだなあ。コロナで慈瞳さんやまっちゃんが山を下り、住職一人になって、番組が終わったその後を追う。「一人で寂しくない?」――、しっかり生きているその様は、生きることの意味そのものをいろいろ考えさせてくれる。
ところで、ボクの実家の墓をどうするかということを思い出した。
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