敵基地攻撃、「反撃能力」に改称 自民、保有提言へ―防衛費は5年でGDP比2%
今日は、朝、起き上がれなかった。さすがに疲れているなあ。職場に行って、まずは、相方の本の行商。9冊持っていって、完売。
今日は落ち着いた、先の企画をよく考える。そのために本も読む。いろいろ、資料も集めまくる。しばらく神経戦。それはそれで、疲れる作業ではある。表現の自由・学問の自由、戦後補償関連、9条改憲関連、教員問題、高齢者問題、女性支援……。いろいろね。
気になるのはこのニュース。
敵基地攻撃、「反撃能力」に改称 自民、保有提言へ―防衛費は5年でGDP比2%(時事通信)
自民党安全保障調査会(会長・小野寺五典元防衛相)は21日の会合で、国家安全保障戦略の改定に向けた提言案を大筋了承した。敵基地攻撃能力の呼称を「反撃能力」に改め、保有を求める内容。専守防衛を維持した上で、攻撃対象にはミサイル基地だけでなく、指揮統制に関連する機能も含める。防衛費については国内総生産(GDP)比2%を念頭に5年以内の増額を盛り込んだ。……
うーん。安倍さんに引きずられながら、北岡さんの意見の線で、修正をはかるという感じだねえ。つまり、「反撃能力」って言っても、そうとう攻撃的で、そのための装備をというなかみ、だからこそGDP2%だ。ものすごい大軍拡をめざす。ほんとうに力と力の時代に戻そうという発想がおそろしい。
ウクライナ侵略戦争と、それに連動した中国や北朝鮮脅威の危機感も利用していこうというもの。産経は、かなりあおって、世論の動向を軍拡支持で描いているし。どう、平和の世論、国連憲章がきりひらき、さらに9条が発展させた考え方の正念場ともいえる局面にはいろうとしている。ただ、ほんとうに侵略は成功したためしはない。そういう意味で、脅威はなくすことができるはずだから、その意味で9条の価値と力を、粘り強く再確認して広げるのが自分たちの仕事かな。
自民党が描く自衛隊の姿がそこにあるのだかね。攻撃的で、敵をたたく軍隊。集団的自衛権の名で、海外でたたかう軍隊。そこに9条改憲が描く軍隊としての自衛隊がある。それは決して、国民を守る軍隊ではない。だからこそ、対米従属の軍隊であり、この間明らかになった国民監視、国民弾圧の軍隊だ。共闘の政府が自衛隊を容認する政府であっても、ここは課題になる。まずは、安保法制を見直すことからはじまるということなのだ。
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