自民「議員の任期延長できる改憲が最優先」、立民は反論「国民投票のCM規制議論を」 衆院憲法審
深夜の地震では、結構、本は崩れました。
朝か ら来月企画をめぐって、いろいろやり取り。それから、インタビューに追加で取り入れる講演の起こし作業を終えて、職場に。職場では、今日は、5本の提稿作業。いよいよ佳境ですね。今月催促もおこないつつ、いろいろ情報収集、相談電話。その後には、来月インタビュー③の資料集めもした。なかなか休む暇もなく……。ちょっと、がんばりどころかなあ。
国会で気になるのは、憲法審査会。
自民「議員の任期延長できる改憲が最優先」、立民は反論「国民投票のCM規制議論を」 衆院憲法審(東京新聞)
衆院憲法審査会が17日開かれ、各会派の自由討議を行った。自民党は党改憲案4項目に掲げる緊急事態条項創設に関し、国会議員の任期延長を可能にする改憲を急ぐべきだと主張。立憲民主党は改憲ありきだと反論し、国民投票の際のCM規制を巡る議論を優先するよう求めた。
自民の新藤義孝氏は、新型コロナウイルス感染拡大などの緊急時に選挙ができない場合を念頭に「憲法を改正しないと任期延長できない。最優先で具体的な議論を行うべきだ」と強調。内閣が国民の権利を制限する緊急政令の制定についても「憲法に規定しておくことが必要だ」と述べた。
日本維新の会、公明、国民民主の3党は緊急事態条項に関する審議の実施には同調したが、公明の国重徹氏は「オンライン審議が実現した場合、緊急政令の制定の必要性は低くなる」と語った。
立民の奥野総一郎氏は緊急事態条項について「改憲ありきでなく、丁寧な議論を行うべきだ」と指摘。外国政府の干渉が投票結果に影響することを防ぐためにも、テレビやインターネット広告を規制する必要があるとした上で「法制上の措置が講じられないと、改憲の発議はできない。今国会中に論点整理まで進めるべきだ」と訴えた。……
自由討論だけど、焦点は、緊急事態に。もう、どんどん前のめりで議論がおこなわれている。そもそも、そんな国民が求めていない問題を、発議に向けた審議をおこなう審査会でおこなうのがどうなのか、みたいな正論は、無視されてしまう。任期の延長など、いまの憲法の改正限界をこえるような、破壊的な改憲案にも読めるようなものなのに安易に議論されるのも驚きではある。いわゆる立憲主義の否定がここでも平然と語られる。こうした状況をつくりだしているのは、野党の維新とともに国民が、緊急事態に乗っていることも大きいなあ。これに対し奥野さん、国民投票法でかわすのでなく、きっちり対応してほしいところんだあ。
もちろん、自由討論で、参院選まではおそらく、改憲には向かわない。それまではやっている感を醸し出し、とにかく機運をつくりたいのだろう。そして、参院選挙後の黄金の三年間で改憲を目指す腹か! ほんとうに危ない雰囲気で、かつ、選挙が大事になっている。
ベランダは、雑然としてるけど、花盛りだよ。
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