無法に対しては無法による対抗であっていいはずがない
インタビュー③準備をすすめています。
ニュースもおわなければなりません。そんなわけで、難しい本を読まなければなりません。
いろいろかつて買った本を引っ張り出して格闘します。
読みながらいろいろ考えます。ロシアのウクライナ侵略と言うのは、あらためて、無法で、戦後の歴史にないようなあからさまな侵略行為であることを痛感させられる。戦後にも戦争があったけど、それはさまざまな口実が設けられていた。しかし、集団的自衛権といっても、「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の独立を承認し、 と言っても、内発的な自治は認められていたことから、一方的な外形的な独立が国際的に認められるわけではない。しかも、実際的な、武力行使に直面していたわけでないので、集団的自衛権の発動の要件はないわけだし。しかも、ウクライナ全土への進軍などは、どんな根拠もない。まるでロシアの行為は、無差別戦争観、いや古典的な正戦論ともいえるのかもしれない。では、それへの対抗は、どう考えるのか。ここでたぶん大事なのは、ロシアの無法に対して、無法による対抗にならないことなのかと思う。あくまで、法による支配の復活をめざすべきだし、武力行使禁止という流れの中でおこなわれるべきだということなのだと思う。安保理が機能しないなかで、常任理事国による侵略と言うもっとも難しい現実を前に、まずは国連総会の活用がおこなわれた。そのうえで、国際的な世論による包囲と、経済制裁がすすめられている。安保理による判断のないもとで、国際社会はどのように法の支配を再建できるのか。大きな課題に直面し、模索が続いているということか。
春はほんとうに近くまで来ているのだけれど。
にっぽん! 歴史鑑定は帝銀事件。山田朗先生登場!
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