「2030年の教育を展望する―『未来の教室』と公教育のゆくえ―」と「今子どもとともに生きる教育実践」
今日はここからスタート。
あとは、来月インタビュー①原稿づくりの再開。少しずつ、エンジンがかかってきましたよ。
午前中は、日本教育政策学会3月公開研究会。テーマは、「2030年の教育を展望する―『未来の教室』と公教育のゆくえ―」で、報告者は、経済産業省の浅野大介氏(「「未来の教室」がめざす新しい公教育のかたち」)と、山本宏樹氏(「2030年代における公教育の課題」)。浅野さんは、話がうまい。教育の世界の人は、それでも、違和感を感じる。それがなにかと、考えるとやはり、浅野さんの見ている世界は、ある側面にすぎないということだと思う。教育や、子ども・人間の育ちと言うのは、浅野さんのいうような世界だけではないということにつきるのかな。たしかに、社会は大きく変化しているし、それに対応したとりくみは必要。だけどね、それをもっと、人と言うもののありようの全体からみたらどうなのだろうかと。そんなことを考えた次第。
午後は、教科研の三月集会。テーマは、「今子どもとともに生きる教育実践」。なるほど、教育と言うものを、人の育ちの全体から見たときに、どんな困難や、それと向き合うとりくみがあるのかをとても考えさせられる話。個人的には、東畑さんの実践に圧倒されたなあ。
報告者は、菅間正道(副委員長・自由の森学園)、藤澤淳(北海道・小学校)、東畑優(東京・小学校)、鈴木博美(東京・正則高校)、畑佐 愛(埼玉・自由の森学園)、島野由美(愛知・特別支援学校)。
問題はね、浅野さんには、通じない。だけど、やっぱり多くの人に、きちんと、その違いを伝えないなあ。
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