『ヘルシンキ 生活の練習 』
今日は、できあがってきた雑誌の発送作業の日。結構、大仕事。住所の打ち込みからはじまって……。あとは、さらにひたすらインタビュー①原稿づくりをすすめる2~3割の進行か。がんばれー!! 会議もあり、7月の選挙まで、いろいろ見通していかなければなりません。いろいろ考える。ふー。思うようにはいかないし、疲れたなあ。こうした日々がいつまで続くのか。血圧も高止まり気味(深呼吸)。
すっかり暖かい日が続く。
朴沙羅さんの『ヘルシンキ 生活の練習 』を読む。
ボクが彼女と同じ年齢のころ、ほんとうにチンピラなような軽薄なことしか考えていなかったなあ。ただ、知識を知るということだけではなく、問い続けていることがまったく違うんだろうなあと、痛感させられる。中身もおもしろい。フィンランドの印象は、PISAで話題になったころにいろいろ聞いたり読んだことと、そう変わりはないけれど、刺激のなさと、少し静かな生活スタイルと。保育や教育のありよう、人格とスキルの問題、母親ということをめぐって、いろいろ共感したり、ホッとさせられたり、自分もそんなにがんばらりすぎなくていいんだよということだったり、後半に社会認識、さらにはグローバルな世界認識への開かれていく。シンプルに個人というものが認められるということなのか。それが、淡白であっても、大事なのだと。もちろんというか、やっぱり、世代も体験も違うから、いろいろ感じ方、考え方、認識の違いもあるのだけど、集団ということについても、ちょっと考えたいということもあるのだけど。それでも、根底にある問い方はいいなあ。あと、ボクには、未来を見通してというか、未来が存在することを前提として、いろいろ考える力は弱まっていることも、ちょっと痛感させられる。まだまだ、自分の未来を見つめないとなあ。
いろいろお世話になってきたゴンチョルさんが、済州で写真展をやっている記事が。
靖国からウトロまで。しばらく会ってないけど、会いたいなあ。
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