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2022/03/15

『真に介護の社会化を求めて~各分野からの学びと交流』

 今週(正確に言えば先週の土曜)から、列車ダイアがかわり、区間快速待ちの普通で座っていくという電車がなくなった。で、立っていくのだけど、かなり混んでいる感じ。第6波がピークオフして、人が戻ってきたのかなあ。今日は、今月の原稿お伺いメールを送ることからスタート。いくつか、いろいろ先の企画・原稿の相談もすすめる。落ち着いて考えて、コツコツ手を打っていかないと。ほんとにうまく乗り切っていけるかなあ。

 曖昧にしたり、先送りしたり、悩み多いことも多いけどねえ、とにかく、粘り強くがんばる局面。

 夜は、JD(日本障害者協議会)の連続講座第3回を聞く。

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 今日は、パネルディスカッション『真に介護の社会化を求めて~各分野からの学びと交流』。
 まずは、当事者に学ぶということで大学生のヤングケアラー経験者からの報告。

 つづいて、ヤングケアラーを森田久美子さん、障害児者のケアを田中智子さん、男性ケアラーを津止正敏さん。何か月か前に、自分とこの雑誌でやった特集とほぼ重なるものだけど、重点をより障害児者に移してのもので、いろいろ考えさせられる。全部聞けたわけではないけれど、ケアが家庭に、とりわけ母親に比重がかかり、それが子どもたちに向かったり、男性のケアラーの問題が生じてきたり、障害者が高齢化していって、9060問題のような状況も生まれている。自分の家族のことも考えながら、問題をリアルにいろいろ考える。ほんとうに、家族が担うことを前提にしたこの社会に広がる矛盾と困難について考えさせられる。それでも、とりわけ第一ケアラーのロングケアラー化の問題は深刻。

 藤井克徳さんのまとめの話もいろいろ考えさせられた。権利条約を力にしつつ、この分野で、小さく生んで大きく育ったことはないということは考えさせられる。それは障害者問題以外も同じで、とりあえずで出発していいのかということは、もしかしたら、いまよく考えるべきことなのかもしれないと思ったりする。こども基本法にもかかわって、ちょっと考えさせられる。難しい問題だなあと、思い悩むところでもある。

 

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