国会でゼレンスキー大統領の演説
いよいよ明日から工場籠城。ひたすらゲラを読み、動かす。夜には最後の原稿もゲット。今月もいろいろ忙しかったです。なかなか、来月インタビュー①の原稿化や、インタビュー②の資料読みがすすまないのは気がかり。いろいろまわりから怒られることもあり、傷つく。忙しいからと、言い訳しちゃいけないなあ。途中、実務もこなす。忘れていることはないかな、大丈夫か?
安田菜津紀さんの『あなたのルーツを教えて下さい』をやっと読み始める。「ちゃんへん.」の章で、電車のなかで思わず涙。何も、この社会でおこっていることをボクは知らないのだなと、痛感。
今日は、国会でゼレンスキー大統領の演説。この人への評価はいろいろある。国会での演説についても、いろいろな意見がある。それは大事なことだとは思う。同時に、この人がある面で、ウクライナ人民の代表という側面があることや、国連決議の重みも考えたいところ。いろいろな難しさはあるのだけど。演説の内容もいろいろある。国連は役割をはたさなかったと断言するけれど、国連は集団安全保障の枠組みの維持と、そのなかでの対処に全力をあげている面も事実だし、それがいろいろな限界なり弱点があることも事実、その両面があるから、演説もきっと評価は分かれる。だけど、大事なことは、演説が、非常によく考えられたものであったこと。感動的な、人を鼓舞するような話はなかったが、たんたんとそれでいて、日本へのメッセージとしてははずさないものだったようにも思える。日本からの働きかけがあったのか、ウクライナの側での調査があったのか、その両方か。いずれにしても政治、外交が機能しているということはとても大事な気がした。その根底にあるものを考えたい。政治は、政治のまま、まるごとしっかりみて考えたい。
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