「若者たちの“貧困パンデミック”」と「シンポジウム コロナ禍できりひらく非正規労働運動」
今日は日曜日。なかなか余裕がなく、掃除は、かなり手抜きとなる。それでも、洗濯機は三回(昨日も二回)、お風呂場やトイレも掃除する。まあ、最低限、最低限。
今日も、インタビュー①原稿づくりに集中。少しずつ形になりつつはある感じ。しかし、気持ちに余裕はできないなあ。
昨日は、ETV特集の「若者たちの“貧困パンデミック”」を見る。
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「所持金が1円。頼れる人がいません」「家もお金もない。死ぬことばかり考えています」。コロナ禍のこの2年、貧困問題に取り組む支援団体には連日、悲痛なSOSが届いている。その半数が20代、30代。なかなか支援につながれず、たとえつながっても次の展望が見えないまま不安と孤独の中で追い詰められる人も少なくない。コロナ禍が長期化する中、街で、支援の現場で、若者たちの“生の声”を拾い続けた2年間の記録。
2年か。その間、このテーマでは何度も企画化してきたけど。それでも、見るのはつらかった。すでにすすんでいた貧困の様相は、コロナ禍で一気に、どうにもならないところに若者を追い込む。その実態の深刻さに息をのむ。たたかいの広がりは、注目すべきだけど、しかし、困窮の広がりと、その度合いの深刻さはほんとうにつらいものがある。支援団体のとりくみには、頭が下がるが、同時に、それがとどくのはごくわずかだというのも事実。うーん、「どうしてこうなってしまったの、なぜ自分が」という若者の声が突き刺さる。
今日は、そのまま引き続き、首都圏青年ユニオン支える会主催「シンポジウム コロナ禍できりひらく非正規労働運動 首都圏青年ユニオンの運動のこれまでとこれから」を聞く。ここでもコロナ禍の実態は息をのむが、たたかいに立ち上がる若者が誇らしい。首都圏青年ユニオンは専従体制も大きく拡充し、労働相談・組織化をすすめ、組合員も大幅に増やしているそうだ。そのなかでシフト制労働者問題での裁判・社会問題化、休業給付金・支援金の制度化、学校休業等対応助成金の制度改善など、数々の成果をあげている。そうしたなかでも、非正規の賃金が最賃にへらりついていることのもつ構造的な問題への注目や、職場のたたかいから産別のたたかいを視野にいれていたり、今後を展望するようなたたかいになっていることも学ばされる感じがする。貴重な話がいっぱいきけた感じがする。もっといろいろ学び、考えなければ。
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