『武力行使禁止原則の歴史と現状』と『シングルマザーの貧困はなぜ解消されないのか 「働いても貧困」の現実と支援の課題』

　今日は、午後からインタビュー①の収録があったので、そのための資料に目を通す。

　外はすっかり春めいているのに。

　それから、収録、そのデータ処理に入っていく。夕方からは思考はウクライナへ？　見つけ出した『武力行使禁止原則の歴史と現状』をパラパラと読み始める。数年前にチャレンジして、読み通せなかった本。難しい。

　休戦協議に入ったと言われるがどうなるのか？　ドイツは、ウクライナへの武器支援をはじめるという情報が。これも、国際法上は、条約にはよらない、集団的自衛権の行使と言えるのだろう。当事国がよびかけているのだから、要件はクリアするのだろうけど。安保理が機能しない事態を前に、どのように見ていけばいいのか。大きな武力行使禁止原則の歴史のなかで考えるということなのかなあといういろいろ考える。日本は、そうした行為に加わらないということになるのだろうが、そのときに、日本の積極的な行動とはどういうものなのかなども考える。

　最近、いろいろ調べ物をする関係で、『シングルマザーの貧困はなぜ解消されないのか 「働いても貧困」の現実と支援の課題』という本を読んだ。

　シングルマザーの労働・就労について分析した貴重な本。なかなかおもしろかった。正社員の安定したコースから、結婚出産でとざさえらた女性が、シングルになって、安定を勝ち取れないという構造を分析する。結局、できるだけ、いいところに転職しましょうという自立支援策では決して、安定はないということが明らかにされる。しかも、それはあまりにも顕著。