旧優生保護法で不妊手術強制 初めて国に賠償命令 大阪高裁
昨日、今日と工場籠城。今月も終わりました。やっぱり消耗は激しいし。ていねいな仕事ができていないという後ろめたさと、だけど、仕事の量や内容に、能力がついていかないという悲しさと。後悔がまず、心をしめてしまいます。そこもまた、苦しいところでもあります。だけど、すぐに、次の仕事の苦しみや悲しみもはじまっています。うーん、乗り越えるのもエネルギーが必要です。
オリンピックが終わって、テレビの話題も、ウクライナです。メディアが煽っているという側面もあるのだろうけど、知人が現地のメディアを見て、やはり、かなりの緊張というか、敵を批判する報道にあふえていたことを報告していましたが、かなり戦争一色になっているようです。おまけに、東部の独立をロシアが承認したということで……。戦争はさけられないのでしょうか。人類は、戦争を回避する知恵をまだ獲得していないのでしょうか。もちろん独立承認は、想定内という話もあります。そもそも歴史を見れば、「満州国」の独立とその後の承認のケースは想起される。ほんとうによく似ている。しかしなあ、ことは核戦争に直結する。どれだけ、神経戦がすすめられるのかはよくわからないが、楽観ができないということそのものが悲しく、つらい。
仕事ではこの問題は手が出てないなあ。
今日は、このニュースも流れてきた。
旧優生保護法で不妊手術強制 初めて国に賠償命令 大阪高裁(NHK)
旧優生保護法のもとで不妊手術を強制された人たちが憲法で保障された個人の尊厳や子どもを産み育てる権利を奪われたと国を訴えた裁判の2審で、大阪高等裁判所の太田晃詳 裁判長は訴えを退けた1審の判決を取り消し、国に賠償を命じました。
全国で起こされている同様の裁判でこれまでに言い渡された判決では旧優生保護法を憲法違反とする判断が示されたことはありましたが、いずれも訴えは退けていて、国の賠償責任を認定した司法判断は初めてです。
言うまでもなく、画期的な判決。この問題も、また、手が出ていない。もっと、いろいろな問題をあるところでは細かく、扱って、豊富で多様なものにしなくてはいけないのだけど。編集作業上の能力がついていっていないし、加えてそれをやるには、別の根回しも必要で、とてもとても、と腰が引ける。それもまた……。まだ、まずは、いろいろなことを勉強しなくっちゃ。それも難しいという、堂々巡りと葛藤と。
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