MBS元日特番に維新幹部ら3人出演 「中立性に問題」社内調査へ と 絶望のなかの希望
とにかく、寒い日。はやくあたたかくならないかなあ。寒いのはいやだなあ。
今日は、いろいろ相談から。何とか最悪の事態は脱出かなあ? 毎月、心配なことばかり。それで、ゲラを送ったり、残りの原稿の催促をしたりで、一日がすぎていく。けっこう、いろいろバタバタですねえ。だんだんと籠城に近づいてきています。
歌舞伎町で小学3年の長男が転落死し、母親が殺人容疑で逮捕された事件で、昨年8月に長男と小学1年の長女に睡眠薬を飲ませ殺害しようとしたとして殺人未遂の疑いで母親を再逮捕というニュース。事情はよくわからないが、ほんとうに追い詰められてたのだろなあ、子ども2人で無職で……。あるところに某職場に行って人を切りつけるという電話があったという話も聞いた。何か、ものすごく追いつめられたり、絶望のなかにあったり、つらい思いをしている人が多いのだろうな。そんな時代だ。ボクも絶望したくなるけど、そんなとき、毎日新聞の東海林さんが、夜、路上で寝ようとしていた外国人留学生に話しかけ、食事を提供し、泊めてあげていろいろな話をしたというSNSの書き込みを読んだりして、少しホッとしたりする。
こんなニュースもある。
MBS元日特番に維新幹部ら3人出演 「中立性に問題」社内調査へ(毎日放送)
元日に放送された毎日放送のトーク番組「東野&吉田のほっとけない人」(関西ローカル)に、日本維新の会の元代表の橋下徹氏と大阪市長の松井一郎代表、大阪府知事の吉村洋文副代表の3人がそろって出演したことについて、同社の虫明(むしあき)洋一社長は1月19日の記者会見で、政治的中立の観点から問題視する意見があったとして「(社としても)問題意識を持っており、調査を命じた」と明らかにした。同社によると、番組は東野幸治さんとブラックマヨネーズの吉田敬さんが様々なゲストを招き、根掘り葉掘り質問を重ねるバラエティー特番。昨年1月から不定期の単発番組として、計8回放送してきた。元日の放送では、橋下、松井、吉村の3氏が登場し、文通費問題や衆院選の評価、大阪・関西万博などの政治的な課題についても見解を語った。……
大阪エリアの民放への維新の露出の異常さは、以前から言われている。それがこのエリアでの維新の支持率と無関係ではないことも。しかし、こんな番組が、かんたんにつくられ、放送されてしまうということが驚きでもある。民主的な感覚というものが、欠落しているし、そのことにほんとうに無自覚だ。しかも、放送局はある意味、世論の鏡みたいなところがあると言われるわけだから、社会の側の闇も深いのかもしれない。
いろいろな点で、絶望のなかで希望を考え、さがさないといけない。
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