「世界史のなかの日本軍『慰安婦』制度」
今日も、インタビュー①原稿作業をすすめる。たまった実務処理、インタビュー③の相談電話がうまくいかず、急遽、新しいインタビュー③の手立てを打つ。なんとか設定できそう。ただ、少し、勉強しないとなあ。
佐渡金山問題で、いくつか論文や資料を読み始める。しかし、これだけ、はっきりしているのに、「歴史戦」とはどういうことなのか? 江戸時代を切り離すということなの?? しかし、それで歴史は消せないし、そのことは、世界遺産の本来あるべき姿なのか? ほんとうにひどいなあ。
夜は、Fight for Justiceの連続講座「日本軍「慰安婦」問題・公娼制度・植民地支配」第Ⅰ期 いちからわかる日本軍「慰安婦」問題第2回の林博史さんの「世界史のなかの日本軍『慰安婦』制度」を聞く。
近代帝国主義諸国の軍用性的施設を概観する。とりわけイギリスでは、近代とともにうまれた規制主義から、その規制制度を廃止する流れを追う。その廃止運動はやはり興味深い。とりわけJosephine Butler! では、英領インドにおける軍用性的施設はどうだったのか?その実態を詳しく解説する。軍用性的施設=チャクラはどう運営されていたのか、ロックホスピタルとよばれる施設の実態。インドに関する廃止運動はどうすすんだのか? 規制支持派の反撃、その後は?? 他の帝国主義国では軍用性的施設はどうだったのか。とくに最後まで残ったフランスについて。結局、帝国と植民地という関係のなかでおこなわれていることだとか、等々、いろいろうきぼりになることも多い。そこから現代的な課題も浮き彫りになるということ。早口で75分! 基本、本の内容だけど、でも、とても充実した内容だった。
ほんとにうまくいかないことが多いけど、季節は少しずつ春に向かう。かならず春は来る。
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