「封じられた表現の不自由展をひらく」と「部活問題」に特化した教職員組合、愛知で発足
今日も、来月インタビュー①の資料読み。頭の中で、こんな質問項目でという構想も少しずつ。いろいろ考えます。来月インタビュー②までの日程も決まり。しかし、そんな来月以降のことばかり考えていたら、今月がピンチになってきた。うーん、足りない……。だれか、助けてください!! この苦境を打開できるか???
ストレッチポールがやってきた!
気持ちいい。結構、腰の調子もいい感じ。
夜は、梨の木ピースアカデミーの「封じられた表現の不自由展をひらく」を聞く。講師は武居利史さん(いつもお世話になっています)。聞き手は岡本有佳さん。武居さんは自身の新海覚雄展での、介入の経験をふり返りながら、文化・芸術への政治的な介入について話す。公立美術館でのこうした事態は、2010年代半ばからすすみ、現在の「不自由展」の問題につながっているのだが、聞きながら、あらためて思ったことは、こうした介入の原型としての、NHK番組改変問題だなあ。手法がよく似ている。そういう意味で、安倍政治というものの異様さと、それがどんな社会をつくってしまっているのかということは考えさせられる。同時に、その根底には、法的なあいまいさや、表現の自由をあやふやにする法解釈が積み重ねられてきたという経緯もあることもあるのだろうな。ボクがこういう問題に最初に関心をもったのが映画「靖国」への補助金問題だったと言うことも思い出したり。
今日はこんなニュースもあった。
「部活問題」に特化した教職員組合、愛知で発足 全国組織化へ(毎日新聞)
教員の過重労働の原因として指摘されている部活動の問題に特化した教職員組合「愛知部活動問題レジスタンス」(IRIS)が愛知県で発足した。同組合によると、部活動問題に特化した組合は全国初という。東京、茨城、三重など全国に10の任意団体があり、今週中にも全国組織を立ち上げ、春闘に向け連携して課題に取り組む。……
こういうことはどう考えればいいのか。従来の労働組合とはちがう運動がつくられている。これだけ、教職員組合の影響力が小さくなったもとで、多様な運動がつくられることは、ある意味で、そうなんだろうなあと思う。きっと、問題はそれからなのかもしれないなあ。たんなる専門店組合で、職場の力関係や、教育の世界の社会的関係を変えて行ったりして、規範力を形成するのは、限界はあるのだと思うから。それほど、労働組合というものは大きな役割があるのだから。いずれにしても、これからの運動の前進につながることを願うばかりだけど……。どうあんんだろうか。
今日は富士山は見えなかった。
見えたらダイヤモンド富士だったかもしれないなあ。
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