「あえて出所を望まず~BC級戦犯 知られざる思索~」
今日は、とにかく座談会①の原稿をすすめる。いちおうすすんでいるかな。特集のほうの原稿はそろった、きちんと読み込んで、提稿作業をしなくてはいけないが、うまく、段取りが組めないでいる。インタビュー②の内容についての打ち合わせメールも送る。ずっと、PCの前で、原稿作業というのは、あまり気持ちが盛り上がらない。ときどき、集中力が萎えてしまい、へこたれてしまう。まあ、いろいろ雑念を交えながら、粘り強くすすめるしかないのだろうけど。
いろいろなことが起こるけど、違和感をもったり、ちょっとボクは違うなあということもあったり、いろいろ思い悩む局面ではあるのだけど。
さて、クローズアップ現代+は「あえて出所を望まず~BC級戦犯 知られざる思索~」
太平洋戦争開戦から80年となる中、外務省が次々と開示を進めている史料がある。収監されたBC級戦犯たちが出所する手続きのために作成した膨大な資料群だ。ほとんどは「一刻も早く出たい」という悲痛な申し立てだが、分析の結果、出所の手続きを望まない戦犯が複数いたこと、そして彼らが望まなかったにも関わらず国が出所させていたこともわかってきた。表に出ることのなかった戦争のもう一つの“物語”に迫る。
もっとも敬愛する内海愛子さんの本で、スガモプリズンの戦犯たちの葛藤については学んでいた。何度か仕事をさせていただいたけど、内海さんの仕事から学んだことの一つが、このBC級戦犯だ。スガモプリズンの取り組みは、戦後の平和意識に引きつかれたかどうかは別としても、その問いかけのもつ意義はとてつもなく大きかったとは思う。金田さんをはじめとした、その後の研究もすすんでいるようだ。戦後の歩みという点でもいろいろ知ってみたいことも多そうだ。『スガモプリズン――戦犯たちの平和運動』からもう17年か。だいぶ忘れているから、また読んでみたいなあ。その後の研究成果も体系的に学んでみたい。
番組でも吉田さんが、コメントをよせていたけど、その問いかけは重要だろう。【開戦80年】戦後の日本へ 新史料が問いかける
今日のお花。
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