米軍の核「緊急時の持ち込み」言及 沖縄返還交渉支えた首相ブレーン
今日は、朝から掃除です。これまで、整理できなかったところを少しずつですねえ。だんだんと、断捨離、それは終活にもつながるようなことですし、これからは一歩一歩、いろいろやっていきます。ちょっとできるかも、って感じ。
お正月準備の買い物に行って、お正月の週刊新聞の配達をして、夕方の夕焼けはきれいなかき色だったなあ。
夜は、学生時代の仲間の望年会に、相方といっしょにリモートで参加。会いに行きたいけど、なかなかねえ。
定年退職のちょうど間の微妙ななかで、いろいろ新しい世界や課題にチャレンジしたり、しっかり、社会的な役割を果たそうとする仲間たちに励まされ、力をもらっただな。
ところで、年末にもいろいろ大事なニュースがあるなあ。
米軍の核「緊急時の持ち込み」言及 沖縄返還交渉支えた首相ブレーン(朝日新聞)
1972年の沖縄返還交渉で佐藤栄作首相を支えたブレーンたちによる議論の資料が近年、次々と見つかっている。日米首脳会談での返還合意時に密約という形になった「沖縄への緊急時の核持ち込み」を、ブレーンたちが視野に入れていたことがわかってきた。佐藤首相は対米交渉を主に外務省に担わせる一方、若泉敬・京都産業大教授を密使とし、69年11月の首脳会談で72年の沖縄返還に合意する際に密約を結んだ。それに先立つ69年3月、若泉氏ら佐藤首相のブレーン14人からなる「沖縄基地問題研究会(基地研)」が交渉方針を提言していた。
提言は公表され、72年までの沖縄返還、米軍基地の核兵器撤去、本土同様の日米安保条約の適用を強調。2日後に佐藤首相は提言に沿い「核抜き・本土並み」の交渉方針を国会で表明した。ただ、基地研の提言に至る約1年間、20回にわたる議論は非公開だった。
近年にブレーンらの私蔵文書から議事録が見つかったが数回分が欠け、発言者はアルファベットに置き換えて伏せられており、沖縄返還交渉に詳しい河野康子・法政大名誉教授らが研究を進めていた。外務省が9月に閲覧可にした関連文書を朝日新聞が調べたところ新史料が見つかって発言者の特定も進み、議論の過程がより鮮明になった。……
きじによると、「安保条約による事前協議で『沖縄への緊急時の核持ち込み』容認もありうるという趣旨だが、提言にこの点は記されなかった」という、つまり、「公表した提言で結局、首相が唱えていた非核三原則と矛盾する点に触れないという構図は、後の密約の原型」というわけだ。も言えるものだった。密約となる『緊急時の核持ち込み』の形成過程もうきぼりになるものだなあ。
現代史に切り込む企画も大事だなあ。
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