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2021/12/04

「コロナ禍におけるエッセンシャルワークとしての保育労働」

 NHKが、太平洋戦争開戦で、いろいろな番組をやっている。ときたまチラチラと見たりはするが、今年の特集の仕方はなんだろう? 少し、異常な力の入れ方のようにも見えるのだけどどうなのだろう? もちろん、韓国の植民地支配も、日中戦争もほとんどでてこないし、南方についても、かなり限られて描き方。でもって、開戦に焦点化される。だけど、開戦に焦点化するにも、その前段の北越や南越への進出はでてくるわけでもなく。もちろん、戦争については、否定的な描き方はされているのだけれども……。

 さて、ETVはどのように描くのだろうか? 拝謁記と百武三郎日記という新しい資料にもとづいて描くのはおもしろそうだけど、なかなかきちんと見る余裕はないいなあ。

 今日は、インタビュー①原稿の形をかなり整えていく。明日には、仕上げにかかっていきたなあ。途中で、座談会①の内容相談メール、それからインタビュー②の設定のためのメール。

 お昼からは、東京唯研の「コロナ禍におけるエッセンシャルワークとしての保育労働」を聞く。敬愛する平松知子さん(けやきの木保育園)が「新しい時代に求められる保育」、そして、ここのところお世話になっている石原剛志さん(静岡大学)が「子どもと共に生活をつくる学童保育指導員」。

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 とってもよかったなあ。平松さんの話は、いつものごとく深く、そして、母親たちの抱える困難を包み込んであたたかい。若い保育士さんたちへの視線も学ばされる。仕事をしながらだけれど、しっかり、聞きたいなあ。また、話を聞きに行きたいなあ。石原さんの話に、うなずく。ほんとうに、それでもなかなか改善しない学童の現状に胸が痛くなる。しかし、そこで子どもたちを支える実践。保育のところでもでてきているけど、子どもたちをとりまく状況の悪化と、そこに学校がきわめて否定的な役割を果たしていることに、考えさせられてしまう。討論も、ケアとはというところに発展したり、AIの問題が出てきたり、おもしろく充実したものだった。男ばかりの研究会で、やはり、ケアから遠いところにいることが、あらためて自覚させられる。

 夜は、ダラダラと仕事をしてしまった。

 いろいろなことが起こっていて、気持ちの中では怒りがいっぱい。頭の中では、いろいろな論点が整理できていなくってモヤモヤしているところが多い。今日は、少し、落ち着いて仕事の段取りを考えたけど、だけど、まだまだモヤモヤのなかだなあ。

 

 

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