GIGAスクール と 発達障害と教育部会
今日は日曜日。12月は忙しかったから、掃除も洗濯も不十分だったから、とにかく、掃除と洗濯。洗濯機は朝から4回回した。ベランダでほしていたら、枕カバーを下に落としてしまった。下の部屋はいま工事中。今日はお休みだから誰もいなくって取りにも行けない。トホホ。
とはいえ、朝から取材もあり、時間的には制約はある。やっぱり、家事もこなしながら、いろいろな研究会に参加するというのは、たいへんなことだなあ。ましてや、子育てもあれば、ほんとうに難しいなあとつくづく思ったりする。みなさん、よくがんばっているよ。
今日は、午前中は、昨日から引き続き、民主教育研究所所の教育研究交流集会。第三分科会に参加、でーまはGIGAスクール。報告は、高校現場からと、山本宏樹さん、(中島先生は午後)。現状は、経産省の勢いに押されて、どんどん現場に持つこまれ、現場が食われようとしているという感じだけど、はたして今後どのようにすすんでいくのだろうか。若い人たちの受けとめや、現場に議論を聞くと、それなりにしたたかに、現実的な対応をしているようにも思える。現場は食われているが、実践のなかには、もしかしたら、ICTをつかったら、こんなにおもしろいこと、一人一人の子どもの生活に、密着してのいろいろなことができるかも、個別最適化も姿を変えるかも、と思えるようなものもないわけではない。功罪はいろいろな議論があるだろうが、今後のポイントは、若い人の議論がしっかりなされ、その判断が自由にできることなのかもしれないなあなどと、そこが案外現場を変えるかもね(楽観的過ぎる?)。
午後からは、教育科学研究会の発達障害と教育部会に参加。報告は川地さんと窪島さん。障害児教育の現場でも、これまでの実践を薄め、はたしてきた役割を狭めようという政策動向がある。それに抗して、もう一度、現場で大切にしていくことが何かを問いかけるのが川地さんの報告かなあ。「姿を変える大豆」の実践の話は興味深い。刺激的だったのが窪島報告。教育学は、ある層の発達困難をかかえた子どもたちをネグレクトしてこなかったのか、いわば子どもの実態から出発していなかったのではないかという厳しい指摘。若い者のいろいろな困難も見るときも、9,10歳の時期の発達の困難についてみすごされているということは、ボクも感じることだから、とても強い刺激を受けた報告。
ながらでも、リモートで、研究会に参加していると、資料を読み込むような準備ができない。来月インタビュー①、再来月インタビューの本を今年中に読まないといけないのに。それぞれ分厚い本なのに、全然読めない2日間。あと今年は5日しかない。焦るなあ。
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