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2021/11/25

(論壇時評)選挙と日本 堅牢な制度が阻む、新しい風

 籠城2日目。いろいろ難しい注文も、あっちこっちから。いろいろ手を打ったりして、なんとかしのぐ。大きなミスもあったなあ。

 仕事をしていると苛立ちや悲しみも多い。いろいろ壁もある。共有できないこともある。通じないことはつらいが、そこはなかなか、難しい。

 昨日の愛知の事件はやっぱりショックだ。いじめがあったと加害少年が言っているとの報道。いったい子どもたちの世界に何がおこっているのだろうか。いじめの有無は別としても、子どもたちの世界には何かしらの変容があるのだろうか。人間関係の難しさなども含め、子どもが発達していく道に大きな変化が生じているのだろうけれども。そこにコロナが襲って、またどのような変化があったのか、なかったのか。いろいろ気になることが多い。ほんとうに子どもたちの成長や発達を支えていくような学校になっているのか? という根源的な問いかけもまたなされているように思える。孫たちの未来に何がまっているのかということもとても心配なこと。

 不登校も急増していることは事実。ここのところの増え方は、ちょっと異常にも見える。やはり、想像以上の問題がそこにはあるようにも思える。子どもから見ての世界の大きな変容と、実際の学校の齟齬があり、そこに対応できない学校と教師を取り巻く問題もあり。うーん、なんかちょっと勉強してみたいなあ。

 今日は最終木曜日で林さんの論壇時評の日だ! 毎回ほんとうにうならされる。

(論壇時評)選挙と日本 堅牢な制度が阻む、新しい風 東京大学大学院教授・林香里(朝日新聞)

 総選挙が終わって、世の中は経済対策の話で盛り上がっている(ように見える)。けれども、私の中では結果を咀嚼(そしゃく)しきれず、オイテキボリ感がぬぐい切れない。

 政治学者の白井聡は、〈1〉で、「選挙結果が物語る事実は、日本の有権者は政権交代を望まなかった、ということ」と総括した。しかし、果たして今回の「選挙結果」は、日本の有権者の意向を正確に反映する「事実」だったのだろうか。……

 林さんは、なにより選挙制度に注目する。なるほど、そのことは、ほんとうにくり返し、あきらめずに問い続けないと、民主主義は機能回復しないのはたしかなこと。その点からみても、課題や問題は山積みで、変わらないことから、ともすれば思考停止というか、問い続けることをやめてしまう傾向がある。ほんとうにおかしいことを指摘し続けるのはメディアの役割だなあ。

 今日のお花。

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