教科担任「中学教員活用を」 小学校教員の定員増けん制 財務省
インタビュー③の日程も決まり、今月はだいたい固まりつつある感じ。来月の原稿の発注も、承諾を得た。少しずつ、通常のテンポにもどしつつある。どうも、特別国会は短期? 結局、岸田さんも、コロナが落ち着いていることをいいことに、本格論戦を避ける。議会を軽視する、民主主義のかけらもないような、姿勢は、引き継がれている感じがする。
永田町では、国民が、野国の体制から離脱するとか。野党合同ヒアリングにも参加しないとか。国会を軽視する政権に対して、ひとつの対抗手段として、野党が考えたヒアリング。その果たした役割は大きいのに。「現実的対応」を口実に、与党の国会無視、国民生活を蹂躙するような政治に、抗していかないのは野党としては自殺行為。維新との連携と言うが、維新はさっそく、与党との連携を強調しているというのに……。その先が、あまりにも明確だと思うのだけれど。
夜は、「『破壊者たちへ』刊行記念 青木 理 × 武田砂鉄 「彼ら」への抵抗継続宣言」を聞く。縦横無尽に、政治についても語っていた。結局、政治の劣化、官僚の劣化以外何者でもない状況を喝破。そのもとでのメディアの状況とその責任に切り込む。なかなか面白かった。展望が出にくい状況とテーマであるが、あえて言うならば、この人たちのまわりにまだ現場にいる人もいることが、希望かもしれないなあとも思ったりする。青木さん、武田さんと話すと、ちょっと古さが見えてしまいますねえ。武田さんの感覚も、学ぶことが多いです。私も、もっと、学ばないと。
本田由紀さんの本を読んでいると、子ども一人一人への理解や意欲への援助が弱く、苦手なそうだ。もちろん大きな原因は、学級規模というもんがあるのだけど、そこから派生する問題も多くある。子どもの声をただきくだけではなく、クラスのなかの、授業の中の子どもの声、悩みや苦しみをしっかり理解することの大事さも考えさせられる調査への指摘であるようにも思え、I先生のこの間の主張と、少し重ねて考えてみたりした。そのもとでの教師の迷いや葛藤の意味も、またいろいろ考えさせられるのだ。
ところが予算編成をまえに、そういう学校の現実とは無関係に、いろんな議論が霞ヶ関で……。
教科担任「中学教員活用を」 小学校教員の定員増けん制 財務省(日経新聞)
文部科学省が2022年度から公立小学校の高学年に本格導入する「教科担任制」について、財務省は1日、中学校の教員活用を求めた。小規模な中学校では教員1人当たりの授業時間が極端に少ないと指摘し、教員の定数増を目指す文科省をけん制した。
教科担任制は教科ごとに決まった教員が教える仕組みで、文科省は22年度から小学5、6年生の「英語」「算数」「理科」「体育」を対象に本格導入を計画している。4年で8800人...
どうしても教育にはお金を出したくない理屈を積み重ねる。そのことに対抗していかなければならない。
職場の近くも色づいてくる。
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