芸能界のセクハラ訴えたら…演出家が名誉棄損で提訴 少女へのわいせつ行為で実刑、舞台復帰の反対運動で
今日も、インタビュー②の準備の資料読みをすすめることに並行して、来月のインタビュ―➁の相談電話、そしてそれからメールへとすすめる。うまくいくといいなあ。午後からは、会議、それから、来月座談会①の打ち合わせ。ああ、しんど。夜は、貧困研究会(連続セミナー)【第2回】「知的障害者家族の貧困」(田中智子)を聞く。同名の本をコンパクトに紹介。なかなか、熱の入った報告。ほんとうに、家族、とりわけ母親にあらゆる面で依存することを前提とした制度になっていることがうきぼりになる。それは、つねに経済的な貧困ととなりあわせにある。聞いていてこころが痛くなる。
芸能界のセクハラ訴えたら…演出家が名誉棄損で提訴 少女へのわいせつ行為で実刑、舞台復帰の反対運動で(東京新聞)
「演劇・映画・芸能界のセクハラ・パワハラをなくす会」代表の俳優知乃さんらが5日、東京都内で記者会見し、セクハラ被害防止の活動を巡り、名誉毀損きそんを理由に慰謝料500万円などを求めて提訴されたと明らかにした。同会は「内容や金額に照らしても、ハラスメントをなくそうとする活動への不当な攻撃だ」と主張している。
同会は、講師を務めたワークショップの受講者の少女にわいせつな行為をしたとして、2013年に児童福祉法違反容疑で逮捕され、懲役2年の実刑判決を受けた男性演出家が出所後の18年、再び舞台の演出や主演に起用されると知り、短文投稿サイト「ツイッター」への書き込みや署名集めを通じて、反対運動を展開した。
公演は中止になったが、キャスティングを餌にわいせつ行為をしたというツイッターの投稿などは事実誤認だとして、演出家は今年9月、知乃さんらを相手取り、投稿の削除や慰謝料を求めて提訴した。……
馬奈木厳太郎弁護士が言っているが「萎縮効果を狙ったスラップ訴訟だ。被害者が声を上げられないようにするもので、看過できない」もの。ほんとうに、この社会は、こういうことが多すぎる。
そういえば 今日のNHK総合 【おはよう日本】で、「事件追跡・声を上げた女性たち・中傷の標的に」というニュースが流れた。これは、電車内での切りつけ事件が今年8月、小田急線でもあったわけだけど、この時、事件に反応して抗議の声を上げた人たちがネット上で中傷される事態が起きていたことを報じたもの。これに対し、NHKの公式のアカウントに誹謗中傷が殺到しているという。このままだと今後こういったことも取り上げにくくなる可能性もある。同じ構造! 根底にあるミソジニー。ほんとうに嫌になるような事態。しかし、ボクらは本当に、こうしたことを、きちんと心に刻まないといけないのではあるが。
今朝の。
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