「率直に過去と向き合う世界の流れと日本の内向き政治」
なかなか睡眠が安定しない。怖い夢を見るし。怖い夢を見ると、次の日は元気がでない。なかなかしんどいなあ。
今日はあさ、掃除をして、来月座談会の日程調整と内容のための資料読み。年末はみんな忙しいからなかなか合わないなあ。ここからがしんどい作業。そのしんどい作業を乗り越えるパワーがなあ。なかなか力が入らないのはなぜだろう?
さて、今日は午後から、対面での学習会に参加。
「慰安婦」問題とジェンダー平等ゼミナールの「率直に過去と向き合う世界の流れと日本の内向き政治」で講師は、高橋哲哉さん。
対面だといろいろな人に会えるのは楽しい。今日はJ学園のSさんのお父さんに会う。昔、「保育園に見学に行ったことがあります」とご挨拶。相方がJ学園に勤務していたころ、子どもが生まれ、見学しに行った。もう35年前のことだけど。懐かしい。大森さんや吉川さんにご挨拶。Gさんともお話し。さてさて、高橋さん。久しぶりに挨拶をした。以前は、通勤経路が同じで、ときたまばったり電車で会って、30分ほどおしゃべりの時間があったりした。つくばEXができ、そのうちボクは通勤経路を変え、そして高橋さんは名誉教授に。
今日の話は、謝罪とは何かという問題を「人道に対する罪」という概念で考えるというもので、その素材として、ドイツ、フランスなどの大統領や首相の謝罪の言葉と態度をていねいに紹介。
謝罪は、すべての犠牲者に向かう。その根底には、個々の犠牲者への謝罪がある。個別への謝罪の深まりが、一般(普遍)への広がりをつくるということを感じたりする。日本の場合は、その個別への謝罪の時点で、曖昧化が図られる。人権や人道ということに向かっていかないのだ。ここをどうするのか。この問題をどう共有するのか、そんなことを考えながら聞いていた。
残業代ゼロで働く教師 「画期的」判決が見過ごした給与制度の闇(朝日新聞)
公立学校教員の残業代をめぐる訴訟で、10月1日にさいたま地裁が出した判決について、専門家から賛否の声が出ている。原告の訴えは棄却されたが、裁判長が「教育現場の勤務環境の改善を切に望む」と付言したことなどから弁護団は「画期的な判決」と評価。一方、労災事件を扱う弁護士からは「悪影響が出る可能性すらある」と厳しい意見も出る。判決をどうみるか、3人の識者に聞いた。……
先日の教員超勤訴訟のさいたま地裁の判決を、若生弁護士、佐々木弁護士、小川さんが語っている。ああ、大事な問題なのに深掘りができていないどころか、浅掘りすらできていないなあと、落ち込んでしまう。毎日何をやっているのかと。大事な点、問題にしなければいけない点、ちゃんと深めないといけないのに……。
今日のお花。
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