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2021/10/17

「新型コロナ こぼれ落ちた命 〜訪問看護師たちが見た“自宅療養”」

 今日は、朝から、インタビュー③の録音起こし作業をすすめる。あとは、送られてきた原稿2本の修正を完了して、提稿作業。あと、来ていない原稿、これからくる原稿のお伺いメール。少しずつ山場に入っていきます。

 午後には、「授業の中の子ども理解と、教育実践研究会 2021中間集会」に参加。テーマは、「授業における、学習の事実のつかみ方〜学習に困難を示す子どもたちは、授業の中でどのような姿を見せているか」。Iさんの、実践のなかでの子どものつかみ方、そのことと授業づくり、学級づくりというものは、いつも考えさせられる。それと応答する形での、丸山さんの「発達論の視点から」の報告と、窪島務さんの「子どもの自己排斥の視点から」の報告。丸山さんの話はわかりやすく、胸にすっと入るし、そのこととI実践とのかかわりがなかなかおもしろい。窪島さんのいまの最前線の子どもの困難のつかみ方の話は刺激的。思わず、自分の家族のかかえる問題と重ねながら聞き入ってしまう。I実践の全体と個人の課題のつかみ方と、Mさんの個人のつかみ方みたなものの接合をちょっと考えたいと思ったり。理論の勉強は、ボクはきちんとしなくっちゃなあとつくづく反省はするのだけど。

 昨日は、ETV特集で、「新型コロナ こぼれ落ちた命 〜訪問看護師たちが見た“自宅療養”」。

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医療がひっ迫する中で自宅で入院待機となった新型コロナウイルス陽性者。第4波の神戸で彼らを訪問した看護師たちがいた。当初は介護サービスが止まった高齢者などへの生活支援が中心だったが、次第に命にかかわる重い症状の人への対応が増えた。血中酸素飽和度が低下してもなかなか医療につながれない。家庭内感染で自身も発熱しながら衰弱する親を看護…。訪問看護師たちと本人や家族が当時の経験と今も残る傷痕について証言する

 医療崩壊の現状に息をのんで見入る。そのときの、家族の恐怖と、医療関係者の絶望や葛藤は、映像で見ると想像以上だと思った。ほんとうにつらい。あらためて、なぜ、こんな事態になっているのかは問われるべきだと思う。

 そのあと、アナザストーリーのセウォル号を見た。つくずく思うのだけ、韓国社会はその責任を問うている。もちろん、事故と感染症の拡大は同じだとは思わないが、なぜ、日本ではもっと、単刀直入に、その責任を問うていかないのか。そのことも考えさせられる。社会の責任、政治の責任を問うことは、けっして、自分の責任をあいまいにすることではない。むしろ、社会の中に生きるものとしての、責任のあり方でもあろうと思う。自分の苦しみや悲しみ、葛藤と言う問題は、そこと分かちがたく結びついている。遠いことでは決してないのだと思うのだ。

 今度の選挙は、そういう政治の見方もかわるきっかけになろうだろうか?

 今日の朝顔。

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