護られなかった者たちへ
昨日は、原稿の追加取材が結局、インタビュー④レベルになってしまった(苦笑)。ということで、今月も、仕事が増えたなあ。そんでもって、今日は、朝からインタビュー②原稿に向き合うのと、インタビュー③の準備の資料読みと。
映画を見た。
ベストセラー作家・中山七里の同名ミステリー小説を「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の主演・佐藤健と瀬々敬久監督のコンビ、阿部寛の共演で映画化。東日本大震災から9年後、宮城県内の都市部で全身を縛られたまま放置され餓死させられるという凄惨な連続殺人事件が発生した。被害者はいずれも善人、人格者と言われていた男たちだった。宮城県警捜査一課の笘篠誠一郎は、2つの事件からある共通項を見つけ出す。そんな中、利根泰久が容疑者として捜査線上に浮かび上がる。利根は知人を助けるために放火、傷害事件を起こしたて服役し、刑期を終えて出所したばかりの元模範囚だった。犯人としての決定的な確証がつかめない中、第3の事件が起こってしまう。佐藤が容疑者の利根役、阿部が利根を追う刑事・笘篠役を演じるほか、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都らが脇を固める。
「護られなかった者たちへ」。何を書いてもネタバレになるだろうなあ。だけど、こういう展開になればつらいなあと思うそのままのストーリーだった。そして、そのつらさから、この社会と政治のあり方を問いかけるような作品。やっと日本でも、こんな映画ができるようになった。
映画を映画館で見たのは1年と9カ月ぶり。コロナが広がってからははじめて。パラサイト以来だな。
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