みんなの生活保護!「第1夜・権利を阻むもの」
朝、PCR検査に行ってみると、その地域へのモニタリング検査はもう終わっているということで。緊急事態宣言があけたからだろうけど、感染の拡大を防ぐのなら、移動のための検査はいまこそやったほうがいいんじゃないかって思うんだけど。本格的に、防止をしようという発想ではなくて、対処療法をするだけということなんだろうなあ。変わらない行政の対応に、ちょっとがっかりする。
職場に行って、まずは、第一稿がきている原稿について、仕上げの相談のメールを2本。いよいよということになっていきます。今日は会議もあり、それから少し先の原稿の打ち合わせもあり(いろいろ状況を聞いて、ほんとうに頭が下がった)、その合間に、インタビュー①原稿のための材料のインプットを。明日からは、原稿をまずは形にしきるぞ!
夜は、Eテレの、ハートネットTV みんなの生活保護!「第1夜・権利を阻むもの」を見る。
コロナ禍で多くの人が困窮する中、私たちの命と暮らしを守るセーフティーネットが「生活保護制度」。しかし今、福祉事務所の申請窓口で不適切な対応が続いているという。「施設への入所に同意しなければ申請することができない」「家族への扶養照会が保護の要件」であるかのように説明され、多くの人が制度につながれずにいる。誰もが必要な時、ためらうことなく利用できる生活保護行政のあり方を、2夜にわたって伝える。
ちょっと、ドキドキしながら見た。生活保護については、NHKも報道は、やっぱり?が多かったし。しかし、権利性をだし、それを阻んでいる構造的な問題にせまろうとしていた。そこで、職員の体制のかかえる問題をふかめ、痛恨の事件から、自己変革していった小田原市の取り組みも紹介し、共感できた。漫画家の内田かずひろさんの経験はおどろかされるし、稲葉剛、小林美穂子、田川英信さんのコメントもわかりやすくった。まだまだ、水際作戦も、現実にはひどい状況にあることを痛感させられるし、しかし、その一方で、少数だけれども、希望も感じさせてくれたし。かすは、生活保護の使い方! 大事な内容になっているなあ。
朝顔は、最後の最後って感じ。
世論調査がいくつか。内閣支持率は毎日49% 共同55% 日経59% 朝日41%。いずれも、かなり低い数字。あれだけ露骨に、安倍・麻生追随の道を選んだんだから、この低さは織り込み済みなのだろうなあ。それでも、選挙は乗り越えることができると思っているのか。奇襲にしたのは、焦りの表れなのか?
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