生活保護相談、行政はなぜ支援者同席を拒む? 京都・亀岡 専門家が調査チーム発足へ
今日は、午前中は実務処理。あとは、ゲラをいろいろ動かす作業。なかなかすすまないですねえ。一日、ふり返ってもなにやっていたんだろうって、感じなんだなあ。
新聞は、いっせいに序盤戦の情勢分析。おしかりをおそれず傍観者的に言えば、ほおっておけば、勝者なき結果だな。それは事実上の自民党の
勝利ということになるわけで、そんな結果になりそうな分析。ただ、読んでいくとあきらかに野党に勢いがある。ただ、それが熱気のような勢いでもない。それを、これからの時間で現実の票にできるかというのが、すべてを決める。注目したいのは、内閣支持率の低下ということと、支持なし層は、むしろ野党に向かっているということ。どこまでいけるかなあ。
生活保護相談、行政はなぜ支援者同席を拒む? 京都・亀岡 専門家が調査チーム発足へ(京都新聞)
生活保護の相談で住民が京都府亀岡市を訪れる際、市議や特定の支援団体の同席を市が拒否している問題を巡り、住民や弁護士らが23日午前10時から市総合福祉センターで「亀岡市の生活保護行政を考えるつどい」を開く。市の生活保護利用者数は大きく減っており、主催者らは「同行拒否は、不当な水際対策をしているのを表に出したくないためと考えるしかない」と批判。同日、専門家らで調査団も発足させる。調査団を結成するのは、長年、生活保護行政の改善に向け全国で調査に取り組んでいる生活保護問題対策全国会議代表幹事の尾藤廣喜弁護士ら。
市役所で会見した尾藤弁護士は、生活保護を受けられず餓死や自殺が相次いだ北九州市の調査経験などを引きながら「北九州市でも市議の同席は認めていた。拒否する法的根拠などなく、どんな動機で、何を目的に認めていないのか」と問題視。亀岡市が親族の同席は認めていることに対し「生活保護を受けていることを親族に知られたくない、と受けない人が多く、コロナ禍で問題になっている。水際対策の典型の扶養照会による脅しと同じ」と指摘した。……
「護られなかった者たちへ」にも、同行拒否を匂わせるシーンがあったなあ。生活保護は権利だと、政府も言うようになったけど、まだまだ、水際作戦はなくならない。なぜなら、生活保護行政のかかえる人員不足などの構造的な問題が解決していないからだ。この問題も、もっと、選挙で問われてほしい。福祉の支えがぜい弱なことが、どれだけ、不安を拡大させ、経済の健全化をはばんでいるのかということも含めて。
ほんとうに、一気に、寒くなった。古い布団が、もう限界に達し、新しい布団になった。
朝顔も、最終局面。
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