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2021年10月

2021/10/31

選挙結果は

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 日曜日は、掃除をしなければなりません。それから投票に。危険防止活動はパスして、次の仕事に。もう、すぐに、仕事にとりかからなきゃ。今日は、インタビュー①に向けて、ずっと資料を読んでいた。夕方には、ちょっとした取材も。

 選挙結果は、明らかに、自民党への批判は表明されたとは言えるとは思う。それに対して、野党共闘は力は発揮したとは思うけど、思うような結果ではなかった。自民党が減った分、そのまま、維新に。自民党への批判は、自民党への批判にとどまっているということなのだろうと思う。その次の選択にはとどいていない。この間(ここ数年)、この日のために歯を食いしばって、仕事してきたんだもの、やはり悔しい思いも強い。
 やっぱり、政治的な議論や学習が広がっていかないと、表面的な訴えだけでは、かんたんに政治意識は変わらないのだろうなあ。われわれは、もう少し、長い視野でのとりくみが必要なのだろうなとも思う。若い人が前に出れるように、ほんとうに、どんなことができるのか。しっかり考えないといけないと思う。

 

2021/10/30

少ない電話かけのなかで感じること

 今日は、早朝仕事スタート。すっかり朝は暗く、そして明けてくる朝の風景は秋めいている。ちょっと、気持ちがいい。

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 午前中は、電話かけ。

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 固定電話が、ここでは大活躍だねえ。こんなときだけだけど。

 昼からは、申し訳ないけど、仕事に移る。

 ボクの少ない電話かけのなかで感じることは、熱い怒りではないけれど、やっぱり、安倍・菅政権はこりごりだということだと思う。

 今日、報道特集では、そういった日本の現状から選挙を問うという企画をやっていた。

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 雇用、生活困窮から、沖縄、福島まで、ここまで、酷いことになっているということをまざまざと見せつけられる。この番組が、ガス抜きにならなければいいのだけど。

 電話かけで、話す人は、たいてい、呆れているというか、政治に期待していないという。青木理さんは、先日、今後の、有権者の選択は、鼻をつまんで野党に投票する選挙と言った。さすがにみんな、このままじゃあまずいと気づいているから、とも言っていた。ほんとうにそういう選択になるだろうか? ボクもそのことを信じたい。09年の選挙とか、12年の国会前のような熱いたたかいではないけれど、静かな選択は、政治を変える一歩になるにちがいない。

 

2021/10/29

最終盤の新聞予測が出ているが

 今日は、朝からビラを撒いて、それから久々に終日の電話かけ。留守が多く、閉口。いろんな感想をもたれる人がいるけど、ボクの今日の印象は、いたって静か。反応は悪くはないが、熱くもない。さてさて、どうなのかなあ。

 最終盤の新聞予測が出ているが、まちまち。それほど、予想づらさは、変わっていない。ただ、小選挙区での共闘効果は顕著。与党を追い込んでいかないといけないけど、まず、接戦は都市部が多いのだろうけど、アベノミスの行き詰まりで、当初は、地方で自民から票が離れると予想されたのが、首相の交代で、どうなるのかも注目されるところ。農業にしても、災害にしても、やることがひどすぎりもの。

 野党については、小選挙区での効果は現場に行くほど明らかだけれど、そこで接戦に打ち勝っていきたいところ。そして、比例区で野党全体がほんとうに大きく前進できるかも注目点。投票率が低いままだと、大きく自民党から引きはがしてこないと、野党内部での議席の受け渡しに終わってしまいかねないもの。

 岸田政権では、もろにアメリカ、財界の以降がそのまま出てくる感じだと言うことは、数日前にも書いたけど、コントロールが効かない政治が出現しそうでこわいところ。とにかく、自民党は、甘利は焦っている。反共攻撃も最後までやってくるのでは。選挙活動の残された日はあと1日。

 注文していた本が届いた。この出費は痛いけど。読まないとなあ。

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 今日はいい天気だったんだよなあ。ああ。

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2021/10/28

(論壇時評)人間の「悪」を増幅 SNSの罪と向き合う時 東京大学大学院教授・林香里

 今日はと言えば、もうすっかり通勤電車は混んでいるなあ。朝から、職場で、来月、再来月の企画を、冷静になって、つめにかかる。うーん、かなり薄いなあ。と、一人で大騒ぎしている。資料を読みながら、いろいろメールを送ったり、電話をして、いろいろ意見を聞いたりして、考える。1日、そんな感じでいろいろ考えていると、少しずつ、形にはなっていくのだけど、まだ、スタートについたばかりという感じ。ほんとうに、乗り切れるのかは、正直言って、かなり心配。これから、ハラハラの日々が続くのだ。

 さてさて、今日は最終木曜日だから、林さんの論壇時評の日だ。

(論壇時評)人間の「悪」を増幅 SNSの罪と向き合う時 東京大学大学院教授・林香里(朝日新聞)
 フィリピンのオンライン・ニュースサイト「ラップラー」の創設者マリア・レッサさんが「表現の自由のための勇気ある闘い」を称(たた)えられ、今年のノーベル平和賞に輝いた。日本国内では、このニュースは、麻薬犯罪容疑者の超法規的殺害などを強行したロドリゴ・ドゥテルテ大統領の圧政を批判する「反政権ジャーナリズム」の栄誉として語られている。たしかに、現在も大統領から名誉毀損(きそん)などを理由に7件も訴訟を起こされており、彼女はフィリピンの現政権と正面から対決姿勢の「権力と闘うジャーナリスト」だ。

 しかし、レッサさんと「ラップラー」の闘いの相手は、大統領だけではない。

 彼女が日々対決しなければならないのは、フェイスブックなどのソーシャルメディア上の誹謗(ひぼう)中傷である。……

 林さんは、SNSやソーシャルメディアをとりあげる。これは大事だなあと。最後に、dappiをもっているのは、ちょっと皮肉っぽい。朝日は、全然報じないし。一方で、この問題で、自民党との太い関係を、しんぶん赤旗が報じているわけだけど、それは取り上げないのね。そういうところも、いまのメディアのあり様をあらわしている気もするのだけど。

 いずれにしても、ソーシャルメディアをめぐる問題について、その影響力がこれだけ大きくなっているのに、自己規制も、外からの規制も効かないなかで、どうしていくのかは大きな課題であるのはいうまでもないのだろうけど。

 一方で、テレビは、政治の最大の舞台である、選挙をめぐる報道は今回も、低調。2010年代の半ばから、急速に、選挙を報道しなくなったテレビであるが、やはり、安倍内閣のもとで、政府・自民党から介入ともいえるようなことが、大きな要因か。ここんところの選挙での報道がどうだったかの記事を検索しながら、考えた。今回と比較してどうなのだろうか。なかなかデータがないのだけれど。今回は、チェックしている民間団体などはあるのだろうか? その質もどうなのかも、知りたいところなのだけれど。うーん。

 白土三平さんがなくなった。最初に『サスケ』を読んだのは貸本屋だったかも。かつては、『カムイ伝』は夢中で読んだ。合掌。

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 朝顔は、名残りという感じ。そろそろ種もつくられはじめている。

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2021/10/27

首相、月刊誌で憲法改正に意欲 中国に「毅然と対応」

 さて、出張校正明けの仕事は、まずはたまった実務。それで半日が過ぎていく。来月、再来月の企画をおさえる作業をやらなくてはいけないので、そのための資料読みなどの作業を今日はすすめる。なかなか、うまくすすまないなあ。
 仕事中に、なんと10から15分寝落ちしてしまいました。落ち込むなあ。夜は何度か目が覚めるのだけど、朝は、少し寝過ごしてしまった。今日は一日眠いなあ。

 さて、

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 うーん。この人は、憲法を蹂躙することについて、ほんとうに歯止めがないなあ。この人が、内閣の影の支配者なの?? こんなことを積み重ねていくと、ほんとうに憲法は骨抜きにされる。
 傀儡の政権によるリモート改憲なの?

首相、月刊誌で憲法改正に意欲 中国に「毅然と対応」(日経新聞)

 岸田文雄首相は26日発売の月刊誌「Hanada」のインタビューで「(自民党)総裁任期中の憲法改正の実現を目指す。当然のことだ」と語った。改憲に消極的との見方があるとの指摘に「そのようなことは全くない」と否定した。
 自衛隊明記を含む自民党の改憲4項目を挙げ「しっかりと改憲していかなければならない」と述べた。
 中国公船の領海侵入に関して「自衛隊などと連携し、毅然と対応していく」と話した。香港や新疆ウイグル自治区などでの人権問題を担当する首相補佐官の新設に改めて言及した。
 同日発売の月刊誌「WiLL」のインタビューでも同様に憲法改正や対中外交政策などに触れた。……

 保守層ねらいのリップサービスとしても、ここまで派手にぶちあげるんだからなあ。これも、結構、歯止めがない感じ。自分の強い意志というよりも、後ろ建ての意志だからコントロールが効かない。とても、危険な感じがする。
 秋のコスモスはちょっとだけ。

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2021/10/26

生活困窮相談、3倍の78万件に 20年度、コロナで雇用悪化

 工場籠城2日目。一日中、ゲラとにらめっこです。夕方には籠城終了です。

 数日続いた寒さも、今日は少しやわらいだ。なかなか、着るべき服に迷う日が続きそうだなあ。

 さて、

生活困窮相談、3倍の78万件に 20年度、コロナで雇用悪化(共同通信)

 生活に困っている人を対象とする自治体の「自立相談支援機関」への2020年度の新規相談が、前年度比3・2倍の約78万6千件に上ったことが、厚生労働省の集計で26日までに分かった。新型コロナ感染拡大による雇用情勢悪化が影響した。この事業が始まった15年度以降は毎年度約22万~25万件で推移していたが、一気に増加した。
 生活困窮者に公費で家賃を補助する住居確保給付金の20年度支給額は、前年度比52・8倍の約306億2千万円に上った。
 厚労省によると、新規相談件数は20年1月と、今年1月を比べると、20、30代男性で約4倍。20、30代の女性も約3倍だった。……

 少しずつ、生活困窮の実態もデータで明らかになってきているのだろな。支援団体が実感として感じていたことが、さらに明らかにされる。政治は、こうした困窮の実態にあまりにも、後手後手で、軽視をしてきたのではないのか?

 朝日新聞が、選挙情勢について、「自民が単独過半数確保の勢い、立憲はほぼ横ばい」と報じた。「現時点では、(1)自民党は公示前の276議席より減る公算が大きいものの、単独で過半数(233議席)を大きく上回る勢い(2)立憲民主党は比例区で勢いがなく、公示前の109議席からほぼ横ばい――などの情勢になっている」という。かなり予想幅を広く出している。今日は産経も選挙情勢分析結果を報じていたが、正直、かなり違う。各紙とも、確信もって分析しきれずにいるという感じ。そもそも投票率は、どうなるのか。低下すると予想されるが、ほんとうに、政治に批判的な層は、あきらめて投票にいかないのか? 低下するのなら、自公に有利になりそうだけど、どこまで、そのことはいえるのか? メディアは、ほんとうに争点を報じない。それはあきれるほどの事態となっている。為政者は、ある意味、無風で、無関心な選挙にしようとしているのか? ほんとうにそのことは思惑道理にいくのか? うーん。

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2021/10/25

衆院選 「投票に必ず行く」「期日前投票した」で61% 世論調査

 工場籠城1日目。まあ、ちゃくちゃくと進んでいます。何か、怖い夢を見て、ちょっとお疲れモード。

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 いろいろ、次の企画を考えなければいけない、手を打っていかなければいけないのだけど。学童保育などもそうだけど、パパっとすすむものではない。いろいろ取材して、関係者と話し合って、そこかた詰めて具体化していくわけだけど、それはかなり労力がいる。この歳の人間にとっては、ちょっと、しんどくって、つらいなあと思わず思ってしまう。だけど、ダメですね。楽しようと思ったら。もうちょっと、フットワーク軽く、神経もタフにがんばらないとと、反省と葛藤と。ああ、難しいよねえ。本もたくさん読まないと。とりあえずの1つ、2つ、攻め方は考え始めているのだけど……。

 さて、いよいよラストウイーク!

衆院選 「投票に必ず行く」「期日前投票した」で61% 世論調査(NHK調査)
 NHKが行った世論調査で、今月31日に行われる衆議院選挙の投票に「必ず行く」と答えた人は、「期日前投票をした」という人と合わせて61%で、公示前に行った先週の調査で「必ず行く」と答えた人と比べて5ポイント高くなりました。

 ……岸田内閣を「支持する」と答えた人は48%で、先週の調査と比べて2ポイント高くなり、「支持しない」と答えた人は27%で、先週より1ポイント低くなりました。
 ……衆議院選挙にどの程度関心があるか聞いたところ、「非常にある」が29%、「ある程度ある」が47%、「あまりない」が14%、「まったくない」が5%でした。……

 おそらく、前回と比べても、投票に行くは高くはない。だけど、内閣支持率は低いという感じか。矢印としてはゆるやかに野党に期待が向いているというもだとは思うのだけど。静岡の選挙結果もあるし、これから、どこまで、野党ががんばれるかの正念場だね。

 そろそろ、自分なりに、いろいろ論建てを考えなければいけない局面。

2021/10/24

学童保育の全国研に「ながら参加」

 日曜日は掃除スタートだけど。ラストサンデーだけど、仕事中心。自分の書き物もして、数本のゲラ校正作業。

 昨日と今日は学童保育の全国研。オンラインならではの、仕事をしながらの「ながら参加」。

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 ボクが直接、学童保育にかかわっていたのは、世紀がかわるころだったから、もうずいぶんたつ。当時は毎年参加していたけど、その後も、取材で何年かに一度は参加している。だけど、ほんとにひさしぶり。ボクらの時代に法制化がされて、そこから、埼玉などは、ガイドラインがつくられるようになって、そして、国でも、基準がもうけられるようになって、支援員の研修制度などもつくられていった。そういう意味では、この20年ぐらいのあいだに、ずいぶん、制度としては、前進したのだとは思う。だけど、基準は、最低基準としてはつくられず、多くが参酌する基準にとどまっている。財政措置も、以前から比べると、前進したとはいえ、ほんとうにその役割にふさわしいものには引き上げられていない。目立つのは、ほんとうに劣悪で不安定な指導員の労働条件の改善にはなかなか向かわないことか。むしろ、設置形態や経営主体が多様化して、急速に、株式会社もひろがっている。人手不足ということも言われるようになっている。

 時代は変わり、共働きが増えているが、その層は、親自体が不安定な就労も多くなっていて、なかなか余裕のない生活だ。父母会活動もなかなか難しそうだ。子どもたちも大きく変化して、指導員は、一人一人とていねいに向き合うことが求められるはず。にもかかわらず、指導員の専門性は、どこまで、焦点化されたと言えるのか。

 記念講演で、この数十年の学童保育の実践に焦点があてられた。なかなか、どう整理して、考えればいいのかわらならい現状のなかで、おそらく今求められているのは、学童保育と言うのはいったい何なのか、何を大切にすべきなのかということを確認することなのかなあとも思ったりもした。いろいろ議論も聞いていても、浦島太郎状態で、企画化するには、まだまだいろいろ聞かないと無理だなあと痛感。

2021/10/23

『ジェンダー視点で学ぶ 女性史』

 朝から、ゲラ読みスタート。それから、自分の書く原稿のための資料読み、さらに必要な資料読み。午後からは特別支援教育にかかわる集会を聞く。35人学級と並んで、こちらの設置基準も新たに設けられるという前進があった。それでも、課題は大きい。まだまだ運動は続く。この分野の人たちの粘り強い運動は、もちろん地域によっては、きびしいところもあるが、いろいろな形で取り組まれている。共同性という言葉が、共有されるような取り組みもある。そのことはよく考えるべきだと思う。そこでは、正面から条件整備を問いかけると言うこともおこなわれているし。考えるべきことは多いなあ。
 夜には、「ケアレスな日本の教育と政治 ~大月書店『ジェンダーと多様性を考える』ブックフェア記念トークイベント」を聞く。岡野八代さんと本田由紀さんの対談。とても、シャープに議論をする、しかも、あつい人だから、とてもおもしろい。「ケア」ということを軸に、日本のいまの政治の問題というか、異常さについて討論はすすむ。ケアなき社会は人権のない社会ということが痛感させられる。岡野さんの新著は読んでいたのだけど、本田さんの『「日本」ってどんな国?』はまだ読んでいないので読まなくっちゃねえ。ほんとうに、いまの日本のあり方は、人を置き去りにし、「家畜」にした「変」な国なんだもの。

 ちょっと、ケアがポイントだということ、教育との関係で深まっている。新しい発見もあり!

 

 『ジェンダー視点で学ぶ 女性史』を読んだ。

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 著者の澤田季江さんは、新日本婦人の会の京都の事務局長として、女性の運動の先頭に立っている人。若いころからの知り合い。「日本の女性の歴史をジェンダーの視点で、しかもできるだけ手軽に学べるような読み物に」と、とても読みやすい語り口で書かれている。
 女性の世界史的な敗北は、日本においては、緩やかにすすんだという分析のなかで、中世社会で、したたかに活躍する女性たちの姿が描かれている。歴史の中でも女性の力と言うものがうきぼりにされる。近代の女性のたたかいは、感動的。読んでいてウルウルとする。同時に、権力とのたたかいのなかで、権力にからめとられていく運動があったことも直視し、その経緯などのしっかり描かれている。最新の歴史研究の成果もしっかりいかされている。現代のたたかいのなかで、生じている大事な論点への目配りも欠かさない。曇りなく「世界の流れ」というものをしっかり意識した内容になっている。
 初学のものにとっては、刺激に満ちた内容。ボクも知らないこともたくさんあった。同時に、自分自身の思想に問いかけるものにもなっている。ほんとに脱帽の一冊。

 

 朝顔、ほんとに最後だね。記録として。

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2021/10/22

「自己責任論に縛られた弱者のたたき合い」 見えなくなる本当の敵

 今日も、ゲラ読み・校正作業と、ゲラを動かすことと、あとは、会議で、あっという間に時間はすぎていきます。家に戻るときに、自宅作業の物を持って帰るのを忘れて、悲しい。さて、どうするか?

 いろいろ起こっているなあ。

「自己責任論に縛られた弱者のたたき合い」 見えなくなる本当の敵(朝日新聞)
 生活保護の受給者や生活に困窮する人に対し、「自己責任」という言葉が向けられることがあります。しばしば「弱い立場の人が、別の弱い立場の人を批判している」とも言われます。しかし、貧困支援の現場などを長く取材してきたジャーナリストの藤田和恵さんは、その構図が強調されることで問題の解決から遠ざかると指摘します。どういうことなのでしょうか。

    ◇

 貧困の問題についての記事で、できるだけ書かないようにしてきたことがあります。それは、貧困の当事者を「批判する側」の心理です。……

 自己責任と新自由主義推進の循環関係が顕著にあらわれている。「もう、ちょっとがんばります」、そんな場面に、ボクもよく出会う。もう、かなりボロボロなのに……。責められるべきは、政治であり、発言してきた著名人たちだ。そのことをどう共有していくか。

 学生のなかではこんなことがおこっている。

休学・退学1000人超す 京都・滋賀15大学 経済的困窮などで(しんぶん赤旗)
 京都・滋賀の15の大学・短大で、経済的困難等を理由に休学した学生が昨年度は計700人を超え、退学した学生は300人に上ることが20日、京滋地区私立大学教職員組合連合の調査で分かりました。同私大教連が、コロナ禍の下、家計の急変による学生への影響などについて、7月中旬から8月末に各大学にアンケートを実施したもの。

 調査では、昨年度に休学した学生は711人、退学した学生は301人で、今年4月に入学した1回生でも休学が35人、退学も9人いました。……

 これがアンケート結果。

 小手先の支援だけでは、どうにもならない現実がある。

2021/10/21

生活保護相談、行政はなぜ支援者同席を拒む? 京都・亀岡 専門家が調査チーム発足へ

 今日は、午前中は実務処理。あとは、ゲラをいろいろ動かす作業。なかなかすすまないですねえ。一日、ふり返ってもなにやっていたんだろうって、感じなんだなあ。

 新聞は、いっせいに序盤戦の情勢分析。おしかりをおそれず傍観者的に言えば、ほおっておけば、勝者なき結果だな。それは事実上の自民党の
勝利ということになるわけで、そんな結果になりそうな分析。ただ、読んでいくとあきらかに野党に勢いがある。ただ、それが熱気のような勢いでもない。それを、これからの時間で現実の票にできるかというのが、すべてを決める。注目したいのは、内閣支持率の低下ということと、支持なし層は、むしろ野党に向かっているということ。どこまでいけるかなあ。

生活保護相談、行政はなぜ支援者同席を拒む? 京都・亀岡 専門家が調査チーム発足へ(京都新聞)
 生活保護の相談で住民が京都府亀岡市を訪れる際、市議や特定の支援団体の同席を市が拒否している問題を巡り、住民や弁護士らが23日午前10時から市総合福祉センターで「亀岡市の生活保護行政を考えるつどい」を開く。市の生活保護利用者数は大きく減っており、主催者らは「同行拒否は、不当な水際対策をしているのを表に出したくないためと考えるしかない」と批判。同日、専門家らで調査団も発足させる。

 調査団を結成するのは、長年、生活保護行政の改善に向け全国で調査に取り組んでいる生活保護問題対策全国会議代表幹事の尾藤廣喜弁護士ら。

 市役所で会見した尾藤弁護士は、生活保護を受けられず餓死や自殺が相次いだ北九州市の調査経験などを引きながら「北九州市でも市議の同席は認めていた。拒否する法的根拠などなく、どんな動機で、何を目的に認めていないのか」と問題視。亀岡市が親族の同席は認めていることに対し「生活保護を受けていることを親族に知られたくない、と受けない人が多く、コロナ禍で問題になっている。水際対策の典型の扶養照会による脅しと同じ」と指摘した。……

 「護られなかった者たちへ」にも、同行拒否を匂わせるシーンがあったなあ。生活保護は権利だと、政府も言うようになったけど、まだまだ、水際作戦はなくならない。なぜなら、生活保護行政のかかえる人員不足などの構造的な問題が解決していないからだ。この問題も、もっと、選挙で問われてほしい。福祉の支えがぜい弱なことが、どれだけ、不安を拡大させ、経済の健全化をはばんでいるのかということも含めて。

 ほんとうに、一気に、寒くなった。古い布団が、もう限界に達し、新しい布団になった。

 朝顔も、最終局面。

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2021/10/19

若者たちが温暖化対策で政治家に迫った 「私たちの未来を考えて」「選挙権ない若者の命がかかっている」

 今日も、寒い一日だった。昨日よりも2枚も着込んだけど、それでも寒い。さてさて、仕事の方は、インタビュー③を一気に仕上げて、発信。あと、提稿を短いものを2本。もう少しというところまで来ている。ゲラも出始めていて、そのゲラをいろいろと動かす作業。慌ただしく目の前のことをすすめているが、先の企画が決まっていかない。ここまでうまくいかないのはどうなのか、ちょっと落ち込む。枯渇しているのもあるけど、新しく切り開くには、パワーがいるけれど、そのパワーがなかなか不足しているという感じもある。もっともっと、いろいろ挑んでいかないと。こちょこちょと、沈み込んでいてはだめだなあ。ひきこもっていては。

 いよいよ選挙がはじまり、朝は、第一声も聞く。一方で、選挙の厳しさも目の当たりにする。うーん、しっかりがんばらないとなあ。

若者たちが温暖化対策で政治家に迫った 「私たちの未来を考えて」「選挙権ない若者の命がかかっている」(東京新聞)
 「みなさんが決定することに、投票する1票に、選挙権を持たない若者の命が懸かっています」。中学3年の角谷樹環かどやこだまさん(15)は、声を震わせて訴えた。地球温暖化への対策を巡り、若者たちが17日実施した各政党の政策担当者とのオンライン討論会。授業の合間を縫って準備し、衆院選公示直前の開催にこぎ着けたのには、はっきりとした理由があった。(小川慎一)
◆衆院選公示前の開催を実現
 「国会が真剣に私たち若者の未来を考えてくれるようにしなければならない」
 17日夜に動画投稿サイト「ユーチューブ」で生配信された討論会の最後の場面。北海道からオンラインで参加した角谷さんの言葉には、企画した若者たちの危機感が詰まっていた。
 討論会は温暖化対策の強化を訴える若者グループ「Fridays For Future Japan(FFF)」が主催した。二酸化炭素(CO2)を主とする温室効果ガスの排出を削減しなければ、平均気温が上がり豪雨や干ばつが増え、氷河が解けて海面上昇するなど大きな影響が出る。「気候危機」への対策実行は世界的に急務だ。……

 今度の選挙では、この環境、温暖化の問題を大きな争点にぜひ、引きあげたいと痛感する。若者たちからその未来を奪うのか? 大人の責任の取り方が問われている。

 同時に、若者協議会のインタビュー、政党への感想などを見ていると、どうも僕らの主張は、うまく伝わっていないというか、僕らの活動のあり方が、なかなかきちんと知られていないもどかしさも感じる。ああ、そういうふうに映ってしまうのかと考えてします¥う。そういう難しさもある。いろいろ、課題が見えてくることは大事だけど、どこまで、打開ができるだろうか、と。

 朝顔も寒さに震えていた。

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2021/10/18

衆議院選挙 「必ず行く」56% 前週比4ポイント増 世論調査

 通勤電車は、それなりに混んでいて、座れないケースが増えてきています。ちょっと、疲れます。さて、今日は、とにかくインタビュー③だけど、猛スピードで原稿づくりをすすめています。短い原稿を3本提稿も。午後は、党首討論を聞きながらの作業。作業しながら聞いていた?? 安倍さんの時のような、一方的な時間のぶんどりはなかったけど、どこまで、刺さったのか。だけど、あえて、「岸田一人手をあげずの図」。これはどう受けとめられるのか。

 思いのほか、安倍・麻生・甘利路線に付き従う岸田さんの限界は早く露呈していく感じがする。支持率も、どんどん下がっていく。野党は、いろいろ失点が目立つところがつらいが(いろいろ問題を起こす人がいる)、それでも、一つの流れはつくるつつある。それがどこまで大きな流れになるのか。それと、共産党などが、独自に、自身の議席を増やすとりくみに成功しないとねえ。その可能性と厳しさも直視しないとなあ。まだまだ、これからだなあ。

衆議院選挙 「必ず行く」56% 前週比4ポイント増 世論調査(NHKニュース)
 NHKが行った世論調査で19日公示される衆議院選挙の投票に「必ず行く」と答えた人は56%で、先週の調査と比べて4ポイント高くなりました。

 NHKは今月15日から3日間、全国の18歳以上を対象にコンピューターで無作為に発生させた固定電話と携帯電話の番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。
 調査の対象となったのは、5430人で、54.2%にあたる2943人から回答を得ました。

 それによりますと、岸田内閣を「支持する」と答えた人は46%で、先週の調査と比べて3ポイント低くなり、「支持しない」と答えた人は28%で、先週より4ポイント高くなりました。……

 必ず行くが56%をどう見ればいいのかなあ。世論調査によって数字に幅があるから、この調査ではどうなのか。まだまだ、もりあがっている感じではないのか。行くつもりも合わせれば85%になるから関心は高いのか。気になるのはテレビの報道なのが覚めていること。モーニングショーなんかも、選挙が近ずくと、なぜか、どうでもいい当たり障りのない企画になっていってるし。なんで、こんなことを今やるのって感じで。サンデーモーニングも同じ。安倍政治のもとでつくられたメディア支配の構図のもとで、忖度報道が続いているのかなあ。

 なかなか、今後の展開が予想でないなあ。争点も、もう少していねいに、腑分けしながら見ていかないとなあ。

 さて、朝顔は、いよいよいいよ×3ぐらいの状態。街は秋っぽくなってきたけど。

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2021/10/17

「新型コロナ こぼれ落ちた命 〜訪問看護師たちが見た“自宅療養”」

 今日は、朝から、インタビュー③の録音起こし作業をすすめる。あとは、送られてきた原稿2本の修正を完了して、提稿作業。あと、来ていない原稿、これからくる原稿のお伺いメール。少しずつ山場に入っていきます。

 午後には、「授業の中の子ども理解と、教育実践研究会 2021中間集会」に参加。テーマは、「授業における、学習の事実のつかみ方〜学習に困難を示す子どもたちは、授業の中でどのような姿を見せているか」。Iさんの、実践のなかでの子どものつかみ方、そのことと授業づくり、学級づくりというものは、いつも考えさせられる。それと応答する形での、丸山さんの「発達論の視点から」の報告と、窪島務さんの「子どもの自己排斥の視点から」の報告。丸山さんの話はわかりやすく、胸にすっと入るし、そのこととI実践とのかかわりがなかなかおもしろい。窪島さんのいまの最前線の子どもの困難のつかみ方の話は刺激的。思わず、自分の家族のかかえる問題と重ねながら聞き入ってしまう。I実践の全体と個人の課題のつかみ方と、Mさんの個人のつかみ方みたなものの接合をちょっと考えたいと思ったり。理論の勉強は、ボクはきちんとしなくっちゃなあとつくづく反省はするのだけど。

 昨日は、ETV特集で、「新型コロナ こぼれ落ちた命 〜訪問看護師たちが見た“自宅療養”」。

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医療がひっ迫する中で自宅で入院待機となった新型コロナウイルス陽性者。第4波の神戸で彼らを訪問した看護師たちがいた。当初は介護サービスが止まった高齢者などへの生活支援が中心だったが、次第に命にかかわる重い症状の人への対応が増えた。血中酸素飽和度が低下してもなかなか医療につながれない。家庭内感染で自身も発熱しながら衰弱する親を看護…。訪問看護師たちと本人や家族が当時の経験と今も残る傷痕について証言する

 医療崩壊の現状に息をのんで見入る。そのときの、家族の恐怖と、医療関係者の絶望や葛藤は、映像で見ると想像以上だと思った。ほんとうにつらい。あらためて、なぜ、こんな事態になっているのかは問われるべきだと思う。

 そのあと、アナザストーリーのセウォル号を見た。つくずく思うのだけ、韓国社会はその責任を問うている。もちろん、事故と感染症の拡大は同じだとは思わないが、なぜ、日本ではもっと、単刀直入に、その責任を問うていかないのか。そのことも考えさせられる。社会の責任、政治の責任を問うことは、けっして、自分の責任をあいまいにすることではない。むしろ、社会の中に生きるものとしての、責任のあり方でもあろうと思う。自分の苦しみや悲しみ、葛藤と言う問題は、そこと分かちがたく結びついている。遠いことでは決してないのだと思うのだ。

 今度の選挙は、そういう政治の見方もかわるきっかけになろうだろうか?

 今日の朝顔。

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2021/10/16

岸田内閣の支持率、4ポイント下がり52%に…読売世論調査

 早朝仕事は、折込が2つあったので、時間がかかった。それから、職場へ。ちょっと雨も降る。午前中は、来ていた原稿の仕上げ。確認のやりとり、明日には提稿作業をすすめたいねえ。午後からは、インタビュー③の収録。さすがです。なかなかおもしろい話が聞けました。

 それから、ある研究会にzoomで参加。こちらも刺激的。「思想」とは何かが問われるような内容。思想的な営みの時代的な限界をふまえて、そこから何をくみ出すのか、それをどう発展させるのか、そのことを考えていく方法とはなどについて、自分なりにいろいろ考えさせられた。でもまあ、なんというか、理論書を読む作業をもう少し系統的にきちんとやらないとなあと反省。

 終わった後、早速、インタビュー③の起こし作業も。結構、慌ただしい。

岸田内閣の支持率、4ポイント下がり52%に…読売世論調査(読売新聞)
 岸田内閣の支持率は52%で、内閣発足直後の10月4~5日に実施した前回調査から4ポイント下がった。不支持率は30%(前回27%)だった。

 岸田首相は「新しい資本主義」を掲げ、経済成長と所得の再分配を両立させることを目指している。この方針に「期待できる」は37%で、「期待できない」の52%を下回った。具体策については今後の有識者会議で話し合われるため、有権者の理解が十分広がっていないようだ。

 衆院解散を受けた緊急全国世論調査は、読売新聞社が14~15日に実施した。

 調査によると、「衆院比例選の投票先は自民党が44%(前回10月4~5日調査48%)にやや下がったものの、立憲民主党12%(同13%)など野党を大きく引き離した」そうだ。

 政府に対して、支持は強くないし、期待度も弱い。だけど、自民党に投票? なかなか、難しい結果。これは、変化の兆しということもできるし、期待はしないけどから自分でがんばる、そのためには自民党で安定をといった悪循環ということも可能性はある。いろいろな可能性をもっている結果というところか?

 朝顔はほんとに、ほんとにあとわずかだな。

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2021/10/15

メディアと教育へのバックラッシュ

 今日は、午前中は、提稿作業を3本。ここでお昼に。その後、会議を挟んで、午後からは、来ている原稿2本を読みながら、その仕上げの作業です。なかなか、おもしろく刺激的な小特集ができそうだなという、ワクワク感。それを夕方まで。明日には仕上げたいとは思っているけど、まあ、明日は、取材もあるしなあ。

 夜は、キボタネ連続講座。

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 「第2回 メディアと教育へのバックラッシュ」で講師は池田恵理子さん(アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)名誉館長)。バックラッシュの様子を、教育と、ご自身のNHKの体験から生々しく話された。まだまだ、知らない話もあって、息をのむ。この、根強さというのは、何なのか?ここまで徹底して、日本軍「慰安婦」の問題を、否定し、なきものにしようとするのか。

 この壁の大きさは、近頃の政治の世界での、「反共」というものとも、共通性も感じる。「反共」は戦前につくられ、戦後政治の形成過程で、中軸にすわったことは、吉田茂の著作などを読んで感じること。日本軍「慰安婦」の問題も、ほんとうに、壁が分厚い。長く、取り組んできても、なかなか変わらないことにいら立ちを感じたりもする。

 もちろん、バックラッシュには、なんの通りもない。そのことを含め、この歴史をどう伝えていくのか、継承していくのか。大事な課題であるとは思うなあ。

 今日の朝顔。いよいよ?(何度言ったか?)

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2021/10/14

いよいよ解散! 17日後には投票だ。

 今日も、インタビュー②原稿。一気に、仕上げまでもっていって、発信。すると、速攻で、修正が帰ってきた。すごいなあ。あと、今後の企画のためのメールのやり取り。いろいろ近況を知ったり。そのことで、強い、刺激なども受けたりして、それはそれで、大事なことだなあ。

 ただ、年内企画というところでは、そんなにうまくいっているわけではない。正念場、正念場、いつも正念場だな。

 いよいよ解散! 17日後には投票だ。異例というか、与党の都合で政治と国会が振り回された党略的な解散・選挙の日程。テレビで、党首討論もはじまっている。youtubeで、解散にあたっての発言を聞いたり、演説を聞きながら、どのようにこの選挙のなかで、議論をすすめていくことが大事なのか、争点をどううきぼりにしたらいいのか、いろいろ考える。どうすれば有権者に伝わるのかなあ。

 自民党の甘利幹事長は、衆院選争点は「自由民主主義か、共産主義が入ってくる政権か」だそうだ。こういうことも、平気で言ってくる選挙になりそうだけど、どう反撃するのがいちばん効果的な。たぶん、野党の分断を図りたいのだろうなあ。一方で、愛知で、自民党内で小選挙区であらそっている選挙区で、立民から立候補予定の全トヨタ労連の候補者が立候補をやめたとかのニュースも。政治がの主張が、あいまいになり、大きいほうに流れていく? そういうなかで、どんな選挙にすればいいのか? メディアの選挙報道もよく見ていかなければならないなあ。緊張感もって、がんばりましょうね。

 今日の朝顔。まだまだ、まだまだ。いつまで?

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2021/10/13

立民と共産、25の小選挙区で候補一本化

 昨日、今日はとにかく、インタビュー➁原稿づくり。なんとか、あと2日ほどで仕上げたいなあ。昨日は、さらにインタビュー③のための資料読みと、内容の詰めもやって、日程変更もあったりした。
 夜に、少し冷静になって、年内の企画を考える。まずは、来月の企画をもう少しつめていかないとなあ。インタビューを少し、考える。再来月の発注を今週末には、詰め切りたいなあ、などなど、自分を追い込んでいく(苦笑)。

 

 SNSでは、「護られなかった者たちへ」がずいぶん、話題。みなさんと同じで、見る前には、ずいぶん心配したけど、それが一つひとつ覆されていった。尾藤さんがFBで、うまく紹介されている。

 

「生活保護の問題をこれほど正面から取り上げた映画はかつてないといえる力作でした」「今問題になっている『扶養照会』の問題、判例も踏まえた『辞退届』の問題、……申請同行の必要性、更にこれが一般的には、穏やかで優しいと言われるケースワーカーに組織の論理として顕れていること、背景として生活保護の締付け政策があることまで、リアルに描かれています」と。

 

 しかし、佐藤健ってこんなにうまい役者だったの? 清原果耶もだんぜんこちらのほうがいい!

 

 国会は、いよいよ解散へ! わずかな論戦を、国民・有権者はどうみたのか?

 

立民と共産、25の小選挙区で候補一本化(共同)

 共産党は13日、衆院選で立憲民主党の候補者と競合していた70程度の小選挙区のうち、25選挙区で一本化することになったと発表した。共産は22選挙区、立民は3選挙区で候補者を取り下げる。

 

 共同によると「289小選挙区のうち、これまでに200近い選挙区で日本維新の会を除いた野党候補の一本化ができていたが、約220まで積み上がった。残る45程度の選挙区は競合を解消しない方向で、焦点となっていた立民、共産両党の候補者調整は、これでほぼ決着した」ということだそう。これを遅いと見るかどうかはあるだろうが、焦ってもしかたがない。泣いても笑っても、あと6日で公示となる。できることをやるしかない!

 

 今朝の朝顔はまだ続いていました。
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2021/10/11

護られなかった者たちへ

 昨日は、原稿の追加取材が結局、インタビュー④レベルになってしまった(苦笑)。ということで、今月も、仕事が増えたなあ。そんでもって、今日は、朝からインタビュー②原稿に向き合うのと、インタビュー③の準備の資料読みと。

 映画を見た。

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ベストセラー作家・中山七里の同名ミステリー小説を「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の主演・佐藤健と瀬々敬久監督のコンビ、阿部寛の共演で映画化。東日本大震災から9年後、宮城県内の都市部で全身を縛られたまま放置され餓死させられるという凄惨な連続殺人事件が発生した。被害者はいずれも善人、人格者と言われていた男たちだった。宮城県警捜査一課の笘篠誠一郎は、2つの事件からある共通項を見つけ出す。そんな中、利根泰久が容疑者として捜査線上に浮かび上がる。利根は知人を助けるために放火、傷害事件を起こしたて服役し、刑期を終えて出所したばかりの元模範囚だった。犯人としての決定的な確証がつかめない中、第3の事件が起こってしまう。佐藤が容疑者の利根役、阿部が利根を追う刑事・笘篠役を演じるほか、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都らが脇を固める。

 「護られなかった者たちへ」。何を書いてもネタバレになるだろうなあ。だけど、こういう展開になればつらいなあと思うそのままのストーリーだった。そして、そのつらさから、この社会と政治のあり方を問いかけるような作品。やっと日本でも、こんな映画ができるようになった。

 映画を映画館で見たのは1年と9カ月ぶり。コロナが広がってからははじめて。パラサイト以来だな。

 

2021/10/08

6分に試合中断で円陣…川澄奈穂美がセクハラ問題に憤慨「二度とこんな事がないリーグに」

 昨日の地震はすごかった。揺れた、怖かった。いやだなあ。でも、大地動乱、災害の時代だなあ。

 昨日から今日にかけて、インタビュー①原稿を形にし、一気に仕上げに。ほんでもって発信。発信先はなんとヨーロッパ。ほんとうに便利な時代ですねえ。昨日は、インタビュー②の収録。なかなか、刺激的な話。雑誌づくりは、因果なもので、いまつくっている雑誌は、選挙後に出るもの。職場の人たちは、みなさん選挙に躍起になっているわけだけど、ボクらは、選挙後のことを考え、選挙結果を予想さたり…。でもまあ、選挙のことは、できあがった雑誌にすべて込めたものね。総裁選の展開は決して予想通りではなかったけど、やりたいことはやったぞ! 今日は原稿発信の後は、会議と、インタビュー③の準備のための資料読み。個人的な事情で移動の時間もあったけど、その間も資料よみ。少し、落ち着いて仕事をしたいもの。

 さて、この話、動画も含め、かっこいいなあ。

6分に試合中断で円陣…川澄奈穂美がセクハラ問題に憤慨「二度とこんな事がないリーグに」(Football Tribe)
 元なでしこジャパン(日本女子代表)MF川澄奈穂美(36)は、現在アメリカ女子プロリーグ(NWSL)のゴッサムFCでプレーしている。その中、同選手は6日開催のワシントン・スピリット戦後に、NWSLにおけるセクシャルハラスメント(セクハラ)問題に対する遺憾の意を示した。

 ゴッサムFC対ワシントン・スピリットでは、前半6分に試合が中断。川澄奈穂美やワシントン・スピリットに所属するFW横山久美(28)、DF宝田沙織(21)など両クラブの選手たちがピッチ中央で1分間にわたり円陣を組んでいる。また、NWSLにおける他の公式戦でも同様の光景が見られている。…

https://twitter.com/i/status/1445897139331026957

 女子サッカーは、ハラスメントや差別へのたたかいが広がっているなあ。

 岸田首相の所信。一番感じるのは、これだけの危機のなかにあるのに、すぐできることをなぜしないのかということ。PCR検査にしてもすすんでいるのは、モニタリング検査だって縮小でしょう。すぐに、拡大の手立てをうてばいいのに、演説でやりますと言っても本気度が問われる。総じて、いろいろ、新しい政策だと言っているけど、経済にしろ、結局は成長戦略なの? 分配といっても、いままで安倍・菅政権がすすめてきたこととどこが違うのか、結局、よくわからない。実際に、枠組みは同じになっている。総括も反省もないからなあ。

 さて、今日の朝顔。まだ、がんばっているじゃん。コスモスがもしかしたら咲くかも。

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2021/10/06

みんなの生活保護!「第2夜・今こそ、制度を利用しよう」

 朝から、インタビュー①原稿を形にしていく作業。いろいろ付け加えたり、移動させたり、それはそれで、まだもう少しかかる感じ。今月のほかの原稿の詰めのやりとりも。結構、余裕がないなあ。

 今日は、たのまれたPPTを使った、おしゃべり仕事も。内容は、ちょっと、時間調整できるようにしていたのだけど、話していて、ちょっと流れが説得的でないなあと思ったあたりから、ちょっと頭が真っ白に。あと、長い講義だから、遊びや、メリハリ、ひきつける山場をもうちょっとつくらないとダメだと思った。難しいなあ話するのは。もともと苦手だし。ひんぱんにやればもっとうまくなるのかなあ。でも、あまりひんぱんにやるわけではないしなあ。まあ、もうないでしょう。

 夜はハートネットTV みんなの生活保護!「第2夜・今こそ、制度を利用しよう」

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コロナ禍で多くの人が困窮する中、私たちの命と暮らしを守るセーフティーネットが「生活保護制度」。しかし今、福祉事務所の申請窓口で「施設への入所に同意しなければ申請することができない」「家族への扶養照会が保護の要件」といった不適切な対応があるという。そんな時、どうすればいいのか。生放送で申請に役立つ知識や利用者の体験談を紹介。誰もが必要な時、ためらうことなく利用できる生活保護行政のあり方を伝える。

 視聴者からの質問に答える形で進行。生活保護を申請しようとした経験のある人からの声や質問を中心に、それにていねいに答える形。おおここまで、やるのかと、思うほどていねいに、説明していた。権利としての生活保護、現実にまだまだある、水際作戦の間違いや、本来あるべき姿を、使えようとする内容だった。まだまだ、いろいろな現実があるが、それを変えるうえでも足がかりになるものだったなあ。優しい雰囲気が醸し出されつつある感じもした。

 疲れたので、気分転換に、ノンアルコール焼酎を飲んだら気持ちが悪くなった。明日から仕事の遅れを取り戻さなきゃ。

 今日の朝顔。

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2021/10/05

みんなの生活保護!「第1夜・権利を阻むもの」

 朝、PCR検査に行ってみると、その地域へのモニタリング検査はもう終わっているということで。緊急事態宣言があけたからだろうけど、感染の拡大を防ぐのなら、移動のための検査はいまこそやったほうがいいんじゃないかって思うんだけど。本格的に、防止をしようという発想ではなくて、対処療法をするだけということなんだろうなあ。変わらない行政の対応に、ちょっとがっかりする。

 職場に行って、まずは、第一稿がきている原稿について、仕上げの相談のメールを2本。いよいよということになっていきます。今日は会議もあり、それから少し先の原稿の打ち合わせもあり(いろいろ状況を聞いて、ほんとうに頭が下がった)、その合間に、インタビュー①原稿のための材料のインプットを。明日からは、原稿をまずは形にしきるぞ!

 夜は、Eテレの、ハートネットTV みんなの生活保護!「第1夜・権利を阻むもの」を見る。

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コロナ禍で多くの人が困窮する中、私たちの命と暮らしを守るセーフティーネットが「生活保護制度」。しかし今、福祉事務所の申請窓口で不適切な対応が続いているという。「施設への入所に同意しなければ申請することができない」「家族への扶養照会が保護の要件」であるかのように説明され、多くの人が制度につながれずにいる。誰もが必要な時、ためらうことなく利用できる生活保護行政のあり方を、2夜にわたって伝える。

 ちょっと、ドキドキしながら見た。生活保護については、NHKも報道は、やっぱり?が多かったし。しかし、権利性をだし、それを阻んでいる構造的な問題にせまろうとしていた。そこで、職員の体制のかかえる問題をふかめ、痛恨の事件から、自己変革していった小田原市の取り組みも紹介し、共感できた。漫画家の内田かずひろさんの経験はおどろかされるし、稲葉剛、小林美穂子、田川英信さんのコメントもわかりやすくった。まだまだ、水際作戦も、現実にはひどい状況にあることを痛感させられるし、しかし、その一方で、少数だけれども、希望も感じさせてくれたし。かすは、生活保護の使い方! 大事な内容になっているなあ。

 朝顔は、最後の最後って感じ。

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 世論調査がいくつか。内閣支持率は毎日49% 共同55% 日経59% 朝日41%。いずれも、かなり低い数字。あれだけ露骨に、安倍・麻生追随の道を選んだんだから、この低さは織り込み済みなのだろうなあ。それでも、選挙は乗り越えることができると思っているのか。奇襲にしたのは、焦りの表れなのか?

2021/10/04

かなりのあくどさだな

 朝から、朝顔はさすがに元気がない。もうそろそろだなあ、ちょっとさみしい、と自分に重ねる。

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 電車は少し混み始めてる。どうなんだろうか? 職場に着いて、まだ20数ページ足りないことを認識してもらう作業。ちょっと時間がかかる。それで、ボクは、土日に考えた10数ページの企画(インタビュー③)を相談するメールを送る。午後には承諾の返事。ほっと一安心。あと10数ページ……。原案がきている原稿の仕上げのための相談もしなくっちゃいけないのだけど、そもまえに、インタビュー①原稿を形にするうえで、もう少し、頭に素材をぶち込む作業をすすめる。睡眠がよくないのか、眠いなあ。

 さて、ウィキペディアでつくってみた。

●総務大臣・金子恭之
日本会議国会議員懇談会
神道政治連盟国会議員懇談会
みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会

●法務大臣・古川禎久
創生「日本」(副幹事長)
日本会議国会議員懇談会
神道政治連盟国会議員懇談会

●外務大臣・茂木敏充
天皇陛下御即位二十年奉祝国会議員連盟(常任幹事)
神道政治連盟国会議員懇談会
日本会議国会議員懇談会

●財務大臣・鈴木俊一(金融担当大臣)
神道政治連盟国会議員懇談会
みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会
日本会議国会議員懇談会

●文部科学大臣・末松信介
日本会議国会議員懇談会
神道政治連盟国会議員懇談会
創生「日本」
平和を願い真の国益を考え靖国神社参拝を支持する若手国会議員の会

●厚生労働大臣・後藤茂之
神道政治連盟国会議員懇談会
みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会
日本会議国会議員懇談会

●農林水産大臣・金子原二郎

●経済産業大臣・萩生田光一
日本会議国会議員懇談会(事務局長)
創生「日本」
神道政治連盟国会議員懇談会
日本の前途と歴史教育を考える議員の会

●国土交通大臣・斉藤鉄夫

●環境大臣・山口壯

●防衛大臣・岸信夫
日本会議国会議員懇談会幹事
神道政治連盟国会議員懇談会
創生「日本」委員
日本会議山口県本部会長

●官房長官・松野博一(沖縄基地負担軽減担当大臣と拉致問題担当大臣)
日本会議国会議員懇談会
神道政治連盟国会議員懇談会
創生「日本」

●デジタル大臣・牧島かれん(行政改革担当大臣と規制改革担当大臣)
神道政治連盟国会議員懇談会

●復興大臣・西銘恒三郎(沖縄・北方担当大臣)

●国家公安委員長・二之湯智(防災担当大臣)
神道政治連盟国会議員懇談会
日本会議国会議員懇談会

●少子化担当大臣・野田聖子(地方創生担当大臣と女性活躍担当大臣)
日本会議国会議員懇談会
神道政治連盟国会議員懇談会

●経済再生担当大臣・山際大志郎(新型コロナ対策担当大臣)
神道政治連盟国会議員懇談会
創生「日本」

●経済安全保障担当大臣・小林鷹之
日本会議国会議員懇談会
神道政治連盟国会議員懇談会

●ワクチン接種担当大臣・堀内詔子(オリンピック・パラリンピック担当大臣)
日本会議国会議員懇談会
神道政治連盟国会議員懇談会
みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会

●万博担当大臣・若宮健嗣

●岸田文雄総理大臣
日本会議国会議員懇談会
神道政治連盟国会議員懇談会
日本の前途と歴史教育を考える議員の会

 あくまでウィキペディアによるもの。多くは俵さんの仕事に依拠している。あとを継ぐ人が……。

 31日の投票という奇襲作戦が繰り広げられる。国会の雰囲気はすでに、7日の投票だったから。でもまあ、解散の大義って何? もともと任期満了を21日で迎える。任期満了であれば、投票日が11月7日となると思われていた。つまり、解散は10月31日に選挙をやるためということになるのだ。もともと、憲法の想定する任期満了より前の総選挙を、自らの都合で遅らせたのは自公政権。今度は、自分たちに都合のいい日を選ぶために、解散をするって……。しかも、この局面でも大義なし解散は、投票日を遅らせるためと言われていたのが、早めるために使うなんて!徹頭徹尾、自分たちの都合で国会を扱っている政権だなあ、と痛感させられた。かなりのあくどさだな。

2021/10/03

辺野古で1年ぶり抗議集会 緊急事態宣言解除で、オンライン配信も

 今日は、朝から団地の草取りスタート。夏になかなか整理されず、うっそうと茂っていた団地が、ずいぶんスッキリしました。

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 いろいろ団地の人と話をしていて、やっぱり、これからの団地運営の大変さというものを感じてしまうなあ。みなさん高齢化しているし、日本の集合住宅は、管理も制度も、長く維持するという点ではきわめて脆弱だからなあ。

 

 日曜日は、掃除デーですが、今日は少しすくなめに。遅れているインタビュー①原稿に向き合います。まだまだ、あれこれ、悩まなければなりません。難しいなあ。

 いろいろ難しさを感じる一日。

辺野古で1年ぶり抗議集会 緊急事態宣言解除で、オンライン配信も(毎日新聞)
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対する政党、市民団体などでつくる「オール沖縄会議」が2日、辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で約1年ぶりに抗議集会を開いた。集会は新型コロナの感染拡大を受けて中断していたが、緊急事態宣言が9月30日で解除されたことから再開した。

 コロナ禍前に毎月開いていた集会には1千人以上が集まることもあったが、今回はコロナ対策として小規模で開催。県内外で反対活動をする関係者らに向け、集会の様子を動画投稿サイトでも配信した。今後も同様のかたちで毎月開催していく予定という。

 高里鈴代共同代表は「(政府は)コロナ禍を利用して工事を強行してきた。今日を境に基地建設阻止の思いをしっかり継続していこう」とあいさつ。玉城デニー知事は「コロナ禍でも工事を強行する政府の姿勢は県民に寄り添うものではない」とのメッセージを寄せた。……

 辺野古をめぐってはコロナのあいだでも、いろいろおこっている。最近でも美謝川の受け替えをめぐって、国は、市や県の承認をまたずにすすめると報道されている。どういうこと、それ! 一方で、昨年10月には、科学者らでつくるNGO「ミッション・ブルー」が世界的に重要な海域を認定する「ホープスポット」に名護市の辺野古・大浦湾一帯を選んでいる。

 軟弱地盤問題はいっそう深刻化し、研究者によると、震度2で、新基地は崩壊するということもいわれている。

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 さて、いよいよ、決戦の時期に入っていきます。もう、ずいぶん辺野古には行けてないなあ!

 今日の朝顔。

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2021/10/02

あれから1年、私たちの自由は?そして社会は?

 今日は早朝仕事スタート。

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 昨日、ちょっとうまく眠れなかったので、戻ってきて2度寝。なんとなく、冴えない1日。とりあえずは、PPTの作成をすすめる。いったん、全体を仕上げてみる。40枚80分、うまくいくでしょうか???? 原稿は2本届く。なかなかうまくかけている。知らないことも多く、なるほどなあ。どう仕上げていくか、考えなきゃ。それから、あと一本、原稿の企画を考えなきゃ、うまんないぞ! いろいろ調べないと。今日手はつかなかった、インタビュー①原稿とあわせて、ちょっとやることがいっぱいだな。押しつぶされそう(苦笑)。その次も考えなきゃいけないのに、厳しい日々だなあ。

 夜は、「学問と表現の自由を守る会主催・第1回ライブ&オンライン座談会 あれから1年、私たちの自由は?そして社会は?―日本学術会議問題とその後―」を聞く。

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 登壇者は、司会が佐藤学さん、そして加藤陽子さん、田中優子さん、広渡清吾さん、温又柔さん。「学問の自由」ということを縦横無尽に語り合うわけだけど、知的刺激にみちていて、みなさんすてきな発言で心地いい。温さんの本は読みたくなった! 加藤さんのすてきさと、自分とどこが違うのかも今日は少しわかった感じもした(苦笑)。それでもテーマがテーマ、わかりやすく、身近にという工夫はされているが、ところどころ、ちょっと遠くなる。これが難しい。大学をめぐる議論をするときに、ここが難しいと痛感する。ちょっと悩んでいるところ。現実におこっている大学の問題が深刻なだけに、どうするかなあ。

 選挙がいよいよなので、その関係の演説なども、youtubeで聴きながら、いろいろ考える。今作っている号は、いまのままなら、投票日の翌日が発売日。その次は……。って、感じで、選挙後の政治の展開を予想(どう予想するのだ?)しながら、企画を考えるということ。ふーん、難しい。(いま、2つぐらい頭のなかでぐるぐる)

 今日の朝顔もぐるぐる???

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2021/10/01

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2』

 うむ。今日は、朝からちょっとPPT作成の続きをやって、それから、インタビュー①原稿作成の続き。お昼には会議。

 さて、国会は4日召集で、会期を14日までの11日間で合意だそうだ。8日に所信表明演説、11~13日に衆参両院で所信に対する代表質問を行う日程を想定と言われていて、岸田さんは14日に衆院解散に踏み切る見通しだという。衆院選を26日公示、11月7日投開票の日程で行う調整に入ったとも(以上、毎日新聞の報道)。いよいよですね。

 聞く耳をもつ内閣であれば、安住さんが言うように、土日も返上とか深夜まで国会を開いてとかで予算委員会を開いて、コロナ対策を議論すればいいのにとは思うんだけどね。そもそも、予算委員会はいやなようだ。

 『選択』の最新号が届いたけど、なんと岸田政権の特集。決断したなあ。さすが現場の記者さんたちの判断だなあ。たぶん、そうなるだろうと思っても、ボクはなかなかそこまで決断できないです。

 仕事の進行では、いろいろ悲しいことも多いです。自分は傷をうけるのが商売だ、人生だと思いましょうねえ、です。

 さて、『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2』を読んだよ。相変わらずおもしろい。

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 さまざまなことを抱えた中学生やその親とのやりとりが続かれる。その事情には、移民とか、人種とか、いろいろなことがあり、そこから多様性を問いかける。
 あたまのなかでは、先日の著者・ブレイディみかこさんの語りがぐるぐる。何物にも束縛されない個人としてということ。ずっと感じていた新自由主義との親和性とか。だけど、この時代は個人と向き合うことは絶対的に必要。労働も生活も個人化され、孤立化するから、ていねいにそこに向き合うことは不可欠。とりわけ日本は、権力が強圧的に抑えているから。

 イギリス社会で、新自由主義が覆いかぶさっていることが垣間見える。だけど、そのことだけではないしたたかさもこの社会にはあるとも感じる。そこから、日本社会ということを考えさせられたりする。

 今日の朝顔も、まだまだがんばる。

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