入管で死亡女性 代理人の立ち会い不許可で遺族は映像見ず
気温の変化が激しいので、夜も、昼も、なかなかそれにあわせて生活するのが難しい。
今日は暑かったけど、外は……。
すっかり秋である。夕方に買い物がてら少し、散歩。
午前中、お昼と、立て続けにzoomで会議。
話題になったのが『戦争は女の顔をしていない』。以前、ノーベル賞をもらって、少ししてちょっとかじったまま。今度、NHKの100分de名著でやっていたから、それがボクも見ていた。もちろん漫画版も。沼野さんの解説がよかったから、印象的な言葉がいっぱい残っている。話題になったのは、やっぱり最終回かな? いずれにしろ、徹底して聞く、「苦しみ」、感情を受けとめるということがポイントか。ちゃんと読まないといけない本。いろいろ、仕事で考えてきたことと重なってくるから。
今日のニュースは。
入管で死亡女性 代理人の立ち会い不許可で遺族は映像見ず(NHK)
名古屋出入国在留管理局に収容されていたスリランカ人の女性が死亡した問題で、女性の遺族らは10日、施設内での女性の様子を写した映像を見るため東京の出入国在留管理庁を訪れましたが、求めていた代理人の弁護士の立ち会いが認められなかったことから、映像を見ずに引き上げました。
遺族側は、正しく説明を受けるため代理人の立ち会いが必要だとしていて、引き続き求めていくことにしています。……
ウイシュマさんの事件は、ほんとうに日本の国のあり方が問われている。入管では、飢餓状態にある彼女を、見放して、死に至らしめた。その根底には、全件収容→強制送還を追及する入管行政のあり方がある。一方で、外国人労働者を無秩序、無権利の状態で拡大し、一方で、入管では痛めつける。うーん。最終報告書と、映像にはかなり乖離がある。なのに、それを代理人の弁護士には見せないし、国会にも出さない。真相を闇の中に葬ろうとする姿勢、これは許せない。
今日の、朝顔。
いろいろな花が咲くけど、名前はなるのかなあ。
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