「コロナ時代の人情酒場 横浜・野毛 2021年夏」
今日は、先の企画のための資料読み! 2冊の専門書を目の前に置き、読み進める。そのなかで、1冊の本の著者に電話。お昼にはつながって、快諾をいただく。よしよし。もう1冊の本を読みながら、いろいろ考える。攻め方を思案中。筆者との連絡方法も調べなくっちゃ。
原稿の途中経過が一本来た。読んでみると、さすがだ、なかなかおもしろい。同時に、枯渇せず、おもしろい素材を見つけてくる、自分の取材力と読書量に、自分をほめたい気分(笑)。そうこうしているうちに、対談①の修正が半分返ってきた。手書きだから修正作業。こうして、今日も、時間がすぎていく。
昨日の夜に、BSで「コロナ時代の人情酒場 横浜・野毛 2021年夏」というドキュメントをやっていた。
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コロナに揺れる日本有数の飲み屋街、横浜・野毛。長引く休業で心が折れかける老舗主人、生きるため店を開け酒を出す店主、飲み以外に活路を見いだす若者…街はどうなるのかコロナ禍で苦境に立つ飲食店。日本有数の飲み屋街、横浜・野毛も街は真っ暗だ。この夏の3か月を徹底取材、聞こえてくるのはあえぎや怒り、諦めだった。酒の提供禁止に呆然となる老舗小料理屋、長引く休業で隠居もを考える焼き鳥屋、「飲み」以外に挑戦し始めた若者、生きるために行政の要請を無視し営業する居酒屋、酒を飲む場所を探す客たち…バラバラになった街の今を見つめる。野毛をさまよう人:リリー・フランキー
野毛など行ったことはないけど……。ほんとうにコロナ禍で、街はたいへんなことになっている。身の回りでも、休業がどんどん増えている感じはする。閉店になった店の後は、この間、ずっとそのままだ。街には活気がなくなってきているのは、わが地元の風景。ほんとに、たいへんになっている人が、店が、職場が多いのに、それが全体として、共通の認識にならないでいる。そもそも、数字そのものも、もう一つ、わかりにくいまま推移している。数字にあらわれないというか、休業とか、シフトとか、目に見えないような形で、困難が共有されないでいる。
そういうなかで、街はこの事態だ。政治は、いろいろな給付のメニューがあるという。しかし、すぐに拡充しなければならないことはいくらでもある。持続化給付金の再開など、その典型。小学校などの休業にともなう給付金はやっと再開までこぎつけた。だけど、昨年これは、非常につかいがっての悪いものだった。企業がなかなか協力してくれない。であるならば、改善が必要だ。
街の苦しみや悲しみが政治に伝わらない。総裁候補はいろいろ発言するが、すぐにやるべきことはいくらでもある。ではなぜ、与党なんだから国会を開いて、国民の声にもとづいて、野党と討論しないのだ。
苦しみと悲しみがこの国を覆っていく。
今日の朝顔はまだ続く。
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