新自由主義教育改革の現段階と対抗戦略――なぜ今『できるようになる教育』なのか?
今日は、オンラインでの取材が3本。ちょっと疲れるメニューです。その感想は、後で。最初は10時から12時、つづいて13時30分から16時、そして17時から19時です。途中、お昼に、頼まれた食糧支援の買出し・配達を。いろいろ心配で、かつ、しんどい事態でもある。結構、この歳になると、生活の厳しさが身に染みる……。
あと、ゲラ読みも進めた。結局、夜まで仕事しているし……。
メインのお昼の長い取材は、福祉国家構想研。
連続講座の〈第4講座〉で、「新自由主義教育改革の現段階と対抗戦略――なぜ今『できるようになる教育』なのか?」。現在の教育のICT化を、教育のあり方の新自由主義的改変、それを新⾃由主義的な陶冶構想ととらえようとするわけだ。谷口聡さんが、精緻にこの間の教育課程政策の変遷を分析。学力規定や、主体的な学び、そしてカリマネなどの展開の意味がよくわかる。中西新太郎さんが、その流れを貫く理屈というものが、どういうものかを提示する。
そこからいろいろ考えたいことが広がるなあ。1つは、しかし、実際にすすめられている教育政策、政治の展開は、酷いものばかり。そして矛盾があらわになる。教育内容などを新自由主義に組み替えると言っても、そこには大きな矛盾がありそうだ。だけども、それを覆いつくす時間もなく、すすめられたICT化は、その矛盾を爆発させている感じがする。理念と現実の乖離ということもあるけれど、理念そのものの問い直しも必要だろうなあと。
その点では、日本のこうした新自由主義の展開は、欧米と比べてどうなのか。とりわけ経済界・産業界の圧力をうけた政策展開は、異様さを感じるものになっている。ヨーロッパの新自由主義における葛藤とは様相がだいぶ違う。
いまの政策展開の根底にあるものをしっかりつかむことの重要性は痛感させられる。そして、政策が本来の人間のありよう、教育のありようから大きく離れてしまっているなかで、それをどう理解するのか、いろいろ多角的な接近が必要な気がする。
午前中は、キボタネで山口智美さんの講演。何度かやってもらったバックラッシュの動向に最新版。ラムザイヤーをめぐる最新の動きは新知見。
夕方は、第18回子どもの貧困対策情報交換会で「『ホームレス』と子どもたち」。こどもの里の荘保共子さんの「子ども夜まわり」などの話は、ぐっとくる。同時に、自分の子どものころ、冬には、しばしばホームレス(当時は浮浪者と言われていたなあ)の凍死のニュースがあったことを思い出す。そして、学んだあとにも、子どものくるしさ、しんどさはやはりあり、さまざまな問題に直面していること。北村年子さんが「ホームレス襲撃事件」を取材するようになった経緯や、そのなかで、何を考え、つかんできたのか、など。
朝の朝顔は、寒くなったせいか、そろそろ終わりに向かっている?
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