防空ずきん、焼け焦げた万年筆…300人超の戦争証言、遺物はなぜ封印されたのか?
いよいよ山場です。ボクの担当で残された原稿はあと1本! これがなかなか大変。だけど、政治的には超重要……。
あとの実務をとにかくすすめる。ゲラを動かす。あとは来月以降の資料の収集。そして、会議。慌ただしく1日が終わっていくなあ。
今日は、中秋の名月だそうだ。
防空ずきん、焼け焦げた万年筆…300人超の戦争証言、遺物はなぜ封印されたのか?(東京新聞)
<封印されたビデオ>
収録から20年以上が過ぎた今も公開されず、都内の倉庫に眠る東京大空襲などの戦争体験者約300人の証言ビデオ。終戦から半世紀後の1990年代後半、都は貴重な戦争体験を広く後世に伝えようとしていたが、なぜ封印されたのか。(井上靖史)
◆90年代「今集めなければ時間切れになる」
証言を収録するよう都に求めたのは、作家の早乙女勝元さん(89)だ。自らも空襲体験者で、その証言の記録に半生をかけて取り組んできた。95年には「いま空襲体験者の声を集めなければ時間切れになる」と、当時の青島幸男都知事に訴えた。
早乙女さんは「大空襲を伝える施設を設ける方向は固まっていたが、建物ができるまでは相当な時間がかかり、その間に亡くなってしまう人もいる。映像だけは元気なうちに確保しては、と提案した。都民参加でやることに大きな意味があるとお伝えした」と話す。
収録を担当したのは都の外郭団体「東京都映画協会」。女性映画監督の渋谷昶子のぶこさん(故人)らが96~99年度に制作したビデオには、空襲体験や疎開先での生活など幅広い都民の戦争体験が集まった。防空ずきんや焼け焦げた万年筆といった物品も集まった。
◆加害、軍国主義的表現…一部から反対の声
だが、展示施設となる予定だった「東京都平和祈念館(仮称)」を巡り、加害についての内容や「軍事都市東京」の表現などに対し大学教授や一部の都議から反対の声があり、祈念館の整備計画は99年に凍結された。それから20年以上が過ぎた。……
330人の証言、5000点もの資料が塩漬けというか、静かに朽ちていくのをまっている。この国の政治は、どこまでも戦争の体験とは向き合わないということなのだろうなあ。この問題は、ボクも何度か扱ったけど……。いろいろな方が、いろいろな角度から告発もしてきてはいるが。あまりにも、ひどい話でもあるのだが。
『美術手帖』で、藤井光さんが、この問題についての論考を発表していたのを発見。
論考:観ることのできない歴史的資料をめぐって──戦争体験者証言映像と東京都平和記念館(仮)計画から考える
今日の朝顔。
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