「コロナ禍における社会の分断:ジェンダー格差に着目して」
今日は、掃除をしっかりして、洗濯もして、それからメールで、来月以降の企画書を数本。うーん、しっかり、考えないとなあ。来月、あと二本ぐらい、再来月、あと4本ぐらい考えないと。年末工程も控えているから、その次も考えないとなあ。それはなあ。幅を広げないともたないなあ。ついて行けてません。
午後からは、学術会議の公開シンポジウム「コロナ禍における社会の分断:ジェンダー格差に着目して」を聞く。
- 湯澤さんの報告は、しんぐるまざーずふぉーらむといっしょにやったものだから、なかなか、考えさせられる。まあ、雇用とか、もう少し知りたいことはあるのだけど……。しかし、ほかの報告を聞いていて、大事な調査なのかもしれないけど、それは体感的にみんな感じていることだから、その調査から、何を受けとめればいいのと感じてしまうことも多い。研究的世界の大事な調査なのだろうけどなあ。
- 政治・国際動向についての竹中さんや、三浦さんの報告はそれなりにおもしろい。大沢さんの話は、ボクにとっては、さすがだなあと、谷口さんの国連の議論の紹介も。うん。
昨日の夜は、ETV特集で、「私の欠片(かけら)と、東京の断片」。
150人が語り、150人が聞いた膨大な東京の断片。社会学者で芥川賞候補にもなった岸政彦が編集する「東京の生活史」は、東京で暮らす個人の人生がそのまま、不思議な重力を伴って蓄積されていく。故郷・沖縄から出てきた日々を語る父。客から身を守るコツを語る風俗嬢。父の死に際に見た花火を語る女性。150人の“私のかけら”が交錯して、偶然と必然のあいだから新しい“ふつう”の東京が浮かび上がる。 朗読:小泉今日子
岸さんとは政治的な立場はかなり違いがある。それは埋まることがあるのかどうかはよくわからない。なかなか難しい問題。大阪というかかわりでおこることなのか? 岸さんのすごいなあというところは、こうした聞き取りをまること受けとめるということ、そこから、これまで見えなかったり、こぼれてしまっていたこともふくめ、いろいろなところに光をあてる。そういうことで見えてくることがある。だけど、その次をどう考えればいいのか。それをどう考えるのか。上記のシンポもそうだけど。社会や人間のことをまるごとうけとめることと、その先を考えることとの関係というのは結構、むずかしい問題。方法としても、学問のあり方としても。自分なりに考え続けなければいけないこと。
今日の朝顔、そして彼岸花
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