自民党の役員人事、立・共党首合意、そして親ガチャ
今日は、朝からインタビュー②の内容相談メール、原稿の打ち合わせ電話など。電話では、ボクがこの間、疑問に思っていることを聞いてもらった。人と討論できるのはいいなあ。
午後からは、インタビュー①の原稿づくりスタート。いろいろ考えながら、ゆっくりとスタート。夜は集金もね。
写真は、駅前の大型スーパー。解体がはじまっている。30年前に引っ越しをしてきたとき、ここは、なんとよばれていたのかなあ。ニチイだったかなあ。新しくはなかったけど、まだまだ活気があったような気がする。それがサティになり、でも、いろいろ便利につかわせてもらった。それがカスミになり、だんだんとさびれていったのだよなあ……。跡地がどうなるのかなあ。
さて、自民党の役員人事が決まっていく。やっぱり甘利さんが幹事長なの! 政調会長に高市さん。官房長官は細田派にだって。うーんここまで、やるかあ。ほんとうに安倍・麻生政権じゃん。予想どおりというか、予想以上というか(やっぱりなあを含みつつ)、そういうことが続く。
その一方で、立民・共産の党首会談。合意点は以下の点。
1、次の総選挙において自公政権を倒し、新しい政治を実現する。2、立憲民主党と日本共産党は、「新政権」において、市民連合と合意した政策を着実に推進するために協力する。その際、日本共産党は、合意した政策を実現する範囲での限定的な閣外からの協力とする。3、次の総選挙において、両党で候補者を一本化した選挙区については、双方の立場や事情の違いを互いに理解・尊重しながら、小選挙区での勝利を目指す。
(論壇時評)親ガチャの運不運 諦めが覆う社会のひずみ 東京大学大学院教授・林香里(朝日新聞)
「親ガチャ」という表現、ご存じだろうか。語源は、硬貨を入れてレバーを回すとカプセル入りの玩具が無作為に出てくる「ガチャガチャ」。ネットのゲームではそれになぞらえて、課金してくじ引きを繰り返し、希少アイテムを入手する「コンプガチャ」という仕組みもあったらしい。若者はこうしたゲームにちなんで、「親のせいで自分の人生が希望通りにいかない」ことを「親ガチャに外れた」などと言うのだそうだ。……
土井義隆さんなどは、ここに示される諦念と、一方にある現状の生活への満足感の同居に注目する。そうなのだけど、やっぱり、そこには、もっと深いものがあるような気もする。若者の育ちのなかで囲まれていた、限られた学びと評価の狭さ、それが少なくとも、諦念にしても、満足にしても、そういうことをつくりあげているのではないか。ふと、これは、日本的な特徴なのかということも感じる。同じ傾向があってもきっとあらわれ方はかなり違うのだろうなあとも。しかも、それぞれの生活の基盤が、さまざまな形で変容し、崩れ始めている。それがどのような影響をあたえていくのか? 単純ではないけど、複雑さ、多様さのなかにあるものをきちんと見ないといけないのだろうなあ。それは、ずっとこの間、考えていることでもある。うむ。
まだまだ、朝顔は続いている。
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