教育のつどい 教育課程・教科書分科会 と 「戦火のホトトギス」 ▽17文字に託した若き将兵の戦争
今日も、教育のつどい取材。いつもの「教育課程・教科書」分科会。ホームグラウンドに戻った感、立ち位置を考える。ICT教育、教科書、そして教育課程づくりというふうに議論は続く。最初の植田さんの問題提起は、植田さんらしいもの。基本の「き」。ICTをめぐる現場の現状、そして、背景にある勢力の思惑。すごいなあ、企業の暗躍の仕方。デジタル教科書の動向は、そことやや重なる感じはある。ほんとうに起こっている問題から、何が課題なのか、どんな危惧があるのかをていねいにみていかないと。ICTの可能性はそうなんだどうけど、いまの教育の現場の現状から言えば、大きな危険は否定できないなあ。中妻さんの言っていたアメリカの例はリアルな近未来だなあ。
教科書の問題から、教育課程づくりへ。Iさんが最後に、教育課程づくりにおける組合の役割のことを話されていたのは、大事だと思った。議論全体は、滋賀にくわえ、北海道、大阪は議論になる。そこまではひびいて、いろいろな実践の芽が出てくる。しかし、そこからがなかなかと感じてしまうだけに、もっと、組合の役割が重要かと。昨日の、日本語指導の分科会の衝撃が大きすぎて。外国の国籍をもつ子どもが8割になる学校の報告があったが、いまのような形で、指導要領なり、教育課程なりで学校を運営する基盤そのものが、くずれてきている感じ。そもそも、コロナ禍がそうなんだろうけど。だからこそ、教育課程づくりをいま正面に置くことはますます重要なのだと思うのだけれどなあ。
仕事の方は、提稿を2本。ゲラ読みを2本。来月の原稿発注1本、そうだんメール1本。再来月の相談メール2本という感じ。選挙モードで仕事しないといけない。でも、横浜の選挙結果はどう影響するのかなあ。
昨日のETV特集は、「戦火のホトトギス」 ▽17文字に託した若き将兵の戦争 柄本佑朗読。
「銀漢も泣け わが部下の骨拾ふ」「敵艦あはれ 銀河の空へ燃ゆるとき」…明治30年創刊の俳句雑誌「ホトトギス」。戦時中も発行が続けられ、誌面には日本が広げた戦地からの投句で埋められています。中国で壮絶な戦死を遂げた若い士官の最期。軍医からの軍艦〇〇と伏せ字の投句。俳句を手がかりに投稿者の追うドキュメンタリー。故郷で五七五を受け取った家族の今は…17文字に託した名もなき人々の戦中戦後を描きます。
銃後の俳句については、少し考えたことがある。それと、戦場とは直結していたこの話は興味深い。兵士たちの戦争観には、そのまま時代が反映していたことも考えさせられる。しかし、戦場での思いは、特別のものがある。この戦場体験がつくった、意識というのは、いつもながら考えさせられるほど強烈なものとしてある。それが、封じ込められて、個別に沈殿していたのが日本の戦後でもあるのだろうけれど。ふーん。
今日は、対馬丸の日でもある。
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