都議選結果 そして「ライオンのおやつ」
今日は、明日と明後日の取材(インタビュー②、対談①)の段取りをいろいろ。そしてインタビュー①原稿をすすめる。だいたい方向は決まった感。ただ、取材が入ってくるから、いろいろ忙しい。次次号以降の手打ちを、しないとやばいなあ。そのために勉強しないといけないのだけど、これがなかなかうまくすすまないのだ。ちょっと腹据えて仕事しないといけないといつも思うのだけど。
さて、都議選の結果が出た。
結果は、
○東京の有権者は自公を勝たせることはしなかったというのがいちばん大きな特徴だと思う。やはり、コロナ対応と、五輪対応が大きい。ワクチンのドタバタが大きいか。
○都ファをどうみるのか。後退はしたが、思いのほか残っているというのもある。最後は、無観客開催を小池と仕掛けて掲げて、一定の反響を呼んだ感じ。こうした、自公の受け皿勢力の動向は国政ではどうなるのだろうか?
○共産と立民は前進した。ただ、立民の伸びは思ったより小さいのかもしれない。その要因はいろいろあるだろうし、しっかり議論してほしいけど、野党共闘による勝利は顕著だけど、ほんとうに政権を野党共闘に託するというところまでいっていないのは冷厳な到達だと思う。共産はいっぱいいっぱいがんばって、躍進した勢力を維持。選挙区によっては、前進したところも多いが、大きな流れとまではいっていない。それらが総選挙に向かっての課せられた課題かなあ。
総じて、投票率の低さが、有権者の現在を表している。あきらめなのか、悩みなのか、いずれにしろ、それを突破していくには、思いの共有も必要だし、それだけではなく、やはり学ぶことによる認識の深まりも必要なのだと、ボクは思う。自分の仕事の意味はきっとここにある。
立憲、共産との共闘「如実に成果出た」 安住国対委員長(朝日新聞)
4日に投開票された東京都議会議員選挙(定数127)の結果を受けて、立憲民主党の安住淳国会対策委員長は5日、国会内で記者団の取材に応じ、共産党との候補者調整について「如実に成果が出た」と振り返った。今秋までに開かれる衆院総選挙についても「野党が一つになって固まれば、政権交代も現実味を増した」と述べた。今回の都議選では、一部の選挙区で立憲と共産は候補者を調整し、共闘態勢で臨んだ。安住氏は「政権交代選挙になれば、基本政策をこれから早急に整理をしないといけない」としつつ、「(候補者調整した)中野区や武蔵野市は突き抜けてトップになっている。一本化したところではトップ当選をするという構図が見えた」と評価した。
さあ、総選挙に向かってがんばりましょうね、と決意新たです。
昨日もライオンのおやつを見る。
おとぎ話のような物語。現実には医療費や生活費などの現実があるわけだけど、そういう話ではない。だけど、瀬戸内の島のホスピスで残された日々を送るという命と向き合う重いテーマの物語。それがこれだけこころに染みるのは、それだけ、いまの人が、効率や自己責任の社会のなかで疲れているからだろうな。ありのままを受け入れてくれる世界への切望もあるのだろうなあ。命の重みと、ありのままの自分。うーん。
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