「コロナ何でも電話相談会 1年の取組みをふまえた院内集会」 と 『無子高齢化 出生数ゼロの恐怖』
うーん。今日は、朝から明日のインタビュー①の準備の資料読み。だいたい一日、それが中心だけど、途中、インタビュー②の設定。そんなやりとり。いくつかこれからの企画にかかわるメールも。でも、なかなか、思うようにすすんでいるわけではありません。
部屋が汚いなあと、朝からイライラする。以前にくらべれば、細目に掃除しているのになあ。あっという間に日が過ぎていく。まだ、ぜんぜん疲れがとれていないのに……。と、少し焦る。
午後からは、「コロナ何でも電話相談会 1年の取組みをふまえた院内集会」をzoomで聞く。
まず、第1部は電話相談会の報告と研究者による分析。埼玉の猪俣弁護士が「なんでも電話相談の1年を振り返る~相談現場からの報告」。ずっと、このとりくみの話は聞いてきたけれども、ほんとうに、この生活困窮の広がりは、重大な事態なのに、残念ながら、政治は十分な役割をはたせず、施策のうえでは、自己責任が基本であることは変わらない。さらに、立教の後藤さんが、「なんでも電話相談~相談者の属性・相談内容等の詳細分析」を報告。非正規、そして女性の困難がやはりい大きな特徴。がんばって、がんばって、ギリギリのところで相談する「。そうした姿がここでもある。東京と愛知からの発言も。
第2部は「相談をふまえた各分野からの政策要求」で、小久保さんがきれのいい「『生活保障法』と『住宅手当』の制定を!」、寺内さんが「シングルマザー・若者支援の充実を!」、そして、全労連の方が「ディーセントワークの実現を!」
4月までで7回を数えた相談会で明らかになったことも少なくはない。こうしたことを大きな世論にしていくために、ボクももう少しがんばらないとなあ。
横浜で副市長をしていた前田さんの書いた『無子高齢化 出生数ゼロの恐怖』をパラパラと読む。
もちろん、こういう立場の人にありがちな、福祉全体のいまの枠が簡単に変わらないことを前提に議論するところとかがあるし、少子化の原因も、もう少し多様というか、広い接近があってもいいのではとは感じたりするのだけれども、しかし、政策当局の少子化への認識の無責任さ、そもそもの人口政策のいきあたりばったりの対処療法主義には驚かされる。そして、とりわけ、90年代に入ってからの政策の逆光はなんなのかと、あきれさせられる。もちろん、それ以前に、大きなゆがみがつくられていたわけで……。ほんとうに日本はどこでまちがったのか。ここまできても、根本のところで、なぜ変わらないのか。うーん。
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