緊急記者会見「不当な攻撃に屈しない」不自由展会場変更発表
今日も、朝からインタビュー①原稿整理。午前中にだいたい仕上げて、午後には発信。原稿を一本しあげたら、もうくたくた。仕事のダメージが、もろに体に影響するようになっています。仕上げに時間がかかるようになっているし、次の仕事への切り替えがきついっす。今月は、月曜日に、インタビュー②と、大型座談会①があるんだよなあ。暑いし、夏バテがはじまっているし、大丈夫か?
さて、午後からインタビュー②の内容、大型座談会①の内容のたたき台をつくって、相談。それから、気分を変えて、来月設定の座談会の資料読み。がんばれー!!。
天気はいいけど、暑い一日。
今日は、ほんとうに悔しい思い。
2021年6月10日
私たちの「表現の不自由展・東京」にご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
公共施設・公共空間で表現の機会を奪われた作品を集め、「消されたものたち」の権利と尊厳の回復をめざす「表現の不自由展」は、2015年の東京、2019年の「あいちトリエンナーレ」に続いて、韓国(済州4.3平和公園)・台湾(台北市現代美術館)からも招待を受けて、展示を実現してまいりました。台湾では15000人もの観客を集めました。
今年2021年は東京展を皮切りに、名古屋、大阪などでも各地独自の不自由展が開催されます。
このたび、東京都内で再び展示を行うにあたり、私たちは地元・牛込警察署とも入念に打ち合わせを行って、無事に開催できるよう努力を重ねてきました。しかし、街宣車や拡声器を使用した不当な攻撃を受けて、ギャラリーは深いダメージを受けてしまいました。
私たちは、暴力的な攻撃で表現の機会を奪おうとすることに、強く抗議します。
そして何より言いたいのは、表現の不自由展は、「検閲」があるという現場から、その作品と社会的背景を感じることができる貴重な展覧会ですので、ぜひ観に来ていただきたいということです。
本日2021年6月10日、緊急記者会見を開き、不当な攻撃に屈しないと、「開催継続宣言」を記者発表しました。
ギャラリーでの展示鑑賞を予定・購入された方はすでに600名に近づいています。お申し込みいただいた皆様に対して、今回の展示会場が急遽変更になることを主催者からもお詫び申し上げます。
また、ギャラリーが攻撃を受ける一方で、この間、実に多くの皆さんに励ましのメッセージをいただいたり、現地に駆けつけていただきました。昨日で妨害メールを上回りました。この場をお借りして、私たちの試みに心を寄せてくださっている皆さんに、感謝申し上げます。
ご予約いただいた皆さんの「展示を鑑賞する権利」を最大限保障しながら、どういう形で「表現の不自由展」を実現できるか、私たちは連日議論を重ねて、検討しているところです。
なお、すでに満員の日程も出ていることなどから、来場予約はここで一旦締め切りとさせていただきます。
詳細については追ってご連絡することでご容赦いただけますようお願いするとともに、今回の「表現の不自由展」が無事開催されるよう、皆さんの一層のご支援をお願い申し上げます。
今後の展示予定・会場・チケット購入・払い戻し等の詳細については、追って『表現の不自由展』公式HPやSNS等で随時お知らせいたします。
うーん。もちろん、予約していた。会場が、工場に近く、初日が出張校正の2日めだったから。お昼にいこうと。だけど、開催が発表されて以降のネットの書き込みを見ながら、大丈夫かなあと心配していた。そうしたら……。ほんとうに悔しいこと。
どうなるのだろうか? こうなったらいじでもいくぞ!
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